オリックスと九電工は、九州地区で大規模太陽光発電の共同事業を開始すると発表した。第一号案件として、枕崎空港(鹿児島県枕崎市)の跡地に最大出力8.5MW規模のメガソーラー発電所を設置する。年間予想発電量は、一般家庭約2,740世帯分の年間消費電力に相当する986万kWh。運転開始時期は2014年3月の予定。なお、空港跡地を活用したメガソーラー発電事業は全国初。
枕崎空港は、1991年1月に開港した日本初のコミューター空港。枕崎市は、空港の管理・運営におけるこれまでの歳出超過累積額や、今後の財政、市民への負担を考慮し、2012年度末で空港を廃止して跡地をメガソーラー事業者に貸し出すことを決定しており、今回オリックスと九電工が事業者として選定された。
今回の事業より、相互の営業基盤やオリックスが持つ金融サービスノウハウと九電工が有する技術力などの融合を図り、特に環境エネルギー関連事業においてより強固なパートナーシップ関係を構築していきたい考えだ。
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