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大阪・岩崎地区の再開発でスマートエネルギーネットワーク 熱と電力を最適制御

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大阪・岩崎地区の再開発でスマートエネルギーネットワーク 熱と電力を最適制御

大阪ガスは、京セラドーム大阪(大阪市西区)周辺で再開発事業を展開している岩崎地区において、天然ガスコージェネレーションと再生可能エネルギーを併用した「スマートエネルギーネットワーク」を構築すると発表した。地区内で熱と電力を情報通信技術(ICT)によって最適制御することにより、省エネルギーとエネルギーセキュリティ向上を図る。

再開発エリアは同社グループが所有する用地で、現在「イオン」、「LIXILビバ」が建設中で、同社の情報発信拠点「hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)」の建設も開始される。岩崎地区では平成8年から同社の100%子会社であるクリエイティブテクノソリューションが京セラドームなど10施設に熱供給を行っている。今回、岩崎地区の熱供給事業の供給先に、「hu+gMUSEUM」の他、新たに立地する「イオン」、「LIXILビバ」を加え、それぞれに設置予定のコージェネや「hu+gMUSEUM」に導入する太陽熱パネルから供給される熱を地区内で相互融通する。

電力供給については、クリエイティブテクノソリューションが特定電気事業者として、既存の「岩崎コンピューターセンタービル」(ICCビル)内に設置されたコージェネ(4,000kW)で発電した電力に、系統電力を加えて、「LIXILビバ」、「hu+gMUSEUM」、同社関連施設である「ドームシティガスビル」「ICCビル」「岩崎エネルギーセンター」の5施設に供給する。また、電力マネジメントシステムによって、供給先の電力需要、「hu+gMUSEUM」に設置された太陽光発電の発電状況に応じて「hu+gMUSEUM」や「ICCビル」のコージェネなどを制御することで、電力供給の最適化を実現する。

なお、クリエイティブテクノソリューションを特定電気事業者とする本特定電気事業は、電気事業法改正による要件緩和後、日本で初の申請(平成25年6月事業開始予定)となる。従来の電気事業法では、供給者の発電設備で需要の100%を満たすことが要件とされていたが、コージェネなど分散型電源の導入促進を図ることを目的とした改正により、発電設備で需要の50%以上を満たし、不足分は電力会社などからバックアップを受けることで需要を満たすことが可能となった。

「hu+gMUSEUM」は天然ガスおよび家庭用ガス機器・サービス、業務用ガス厨房機器、住まい・食の最新の情報を発信する施設で、起工式を11月29日に行い、平成26年3月のオープンを予定している。本施設では、燃料電池と太陽光発電を組み合わせた「ダブル発電」がもたらす省エネルギーで快適な暮らしを提案するスマートハウスの展示も行う。

【参考】
ニュース - 大阪ガス ダブル発電と蓄電池を搭載したスマートハウスの実証実験を実施(2010/5/31)

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