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北海道でCO2の分離・回収・貯留の実証試験 日揮が受注

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日揮は、日本CCS調査から、二酸化炭素の分離・回収・貯留(carbon dioxide capture and storage, CCS)技術に係る実証試験事業の地上設備の建設工事を受注したと発表した。

具体的には、出光興産北海道製油所内の水素製造装置からCO2を含有する原料ガスの供給を受け、最大年間20万トンのCO2を分離・回収・圧縮し、圧入井への輸送を行う同事業の地上設備に係る設計、機材調達、建設工事および試運転役務を行う。

CO2の分離・回収、貯留技術は、中長期的な地球温暖化対策として世界的に実現が期待されており、日本においても経済産業省が、2020年以降のCCS実用化(年間100万トン規模)に向けて実証試験を行うべく、2008年度より複数の候補地において、地質調査等を進めてきた。

同省は2011年12月に北海道苫小牧を実証試験地として選定し、同地にてCO2を含有する原料ガスからCO2を分離・回収し、圧縮から輸送・圧入・地中貯留・モニタリングまでを一貫して行う、国内初となるCCSトータルシステムの実証試験を実施する事業者を今年2月に公募し、委託先として日本CCS調査を選定した。その後、日本CCS調査によって、同事業の各種設備の設計・建設に係る競争入札作業が進められてきた。

日揮は、長年にわたってエネルギー・化学関連プロジェクトにおける酸性ガス(CO2、アンモニア、硫化水素等)処理設備の建設に携わってきただけでなく、2004年にはアルジェリアで、CCS設備を含めた天然ガス処理プラントを建設し、現在オーストラリアでは、CCS設備を備えた液化天然ガスプラント建設プロジェクトも遂行中。

加えて、CCSの商業化において不可欠となるCCS設備の運転コスト削減の実現、すなわち省エネルギー化においても、これまでの経験や技術開発などを通じた様々な知見の蓄積によって、より最適な提案ができるよう社内体制を整備している。

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