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伊藤忠、南アフリカで75MWのメガソーラー

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伊藤忠商事が37.5%を出資するScatec Solar社(ノルウェー、スカテック・ソーラー)は、南アフリカのNorthern Cape地方において計画している75MWの太陽光発電事業について、2014年1月の稼働開始を目指して本格的に始動すると発表した。

本事業の総費用は約2億ユーロ。今回、Standard Bank(南ア)との間で締結した融資契約に基づく第一回の融資実行を11月19日に受け、着工の運びとなった。

Scatec Solar社は、昨年12月に南アフリカ政府より本事業の優先契約交渉権を獲得した。また、11月5日付で20年間の売電契約を国営電力会社Eskomと締結致している。

本事業では、105haの敷地に30万枚以上の太陽電池パネルを敷き詰めて、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する。年間予測発電量は145GWh以上で、これにより約3万5,000世帯相当分の消費電力を賄うと同時に、年間12万5,000tのCO2削減効果が見込まれている。さらに、本事業では地元経済にも貢献するため、利益の一部を教育や公衆衛生の向上等へ還元する。

また、Scatec Solar社は、今年5月に実施された同国第二回入札においても計115MWの優先交渉権を落札している。同社は世界銀行傘下のIFC(International Finance Corporation)とアフリカ中部での太陽光発電事業について提携しており、同地域での事業展開を図っている。アフリカ大陸の40%以上の発電量を有する南アフリカを起点にアフリカ大陸での太陽光発電事業を推し進めていくと共に、その他地域の新興国でも同事業の積極的な推進を検討していく考えだ。

BRICS(Brazil、Russia、India、China、South Africa)の一角として新たな世界の成長エンジンと期待される南アフリカでは、電力供給の拡大は喫緊の課題となっている。同国では石炭火力への依存度が85%にも上るため、電力供給源の多角化のため、2020年までに再生可能エネルギーを6GW規模まで拡大する計画で、過去二度の入札において太陽光発電で1GWを許可している。

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