火力発電のCO2排出量をほぼゼロにするCCS 世界初、日豪官民で試験

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※画像はイメージです
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電源開発(Jパワー)、IHI、三井物産は、3社が参加する日豪官民共同プロジェクト「カライド酸素燃焼プロジェクト」において、CO2液化回収装置の運転を開始したと発表した。このCO2液化回収装置の運転開始は、酸素燃焼CCS(Carbon Capture and Storage:CO2回収・貯留)一貫プロセスの実証に向けてのマイルストーンとなるものと位置付けられている。

本プロジェクトは、オーストラリア・クイーンズランド州のカライドA石炭火力発電所において、石炭火力発電所でのゼロエミッション発電の実現に向け、既存の石炭火力発電所に酸素燃焼技術を適用し、発電時のCO2排出量をほぼゼロに削減するという世界初の実証プロジェクトとして進められている。

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