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三井石油開発、北海道、秋田県で地熱発電に向けた共同調査事業へ参画

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三井石油開発は、出光興産と国際石油開発帝石が北海道阿女鱒岳地域(赤井川村・札幌市)および秋田県小安地域(湯沢市)において実施する地熱発電に向けた共同調査に参画すると発表した。

同社は1969年の創立以来、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産事業を推進してきた。地下資源の探査・開発で培ったノウハウ、経験を活かした新たな挑戦として、今回、初めて地熱事業に参画する。本共同調査においては、さらなる調査、評価作業を進め、同地域における地熱発電の事業可能性を検討していく。今後も再生可能エネルギーの一つである地熱発電に着目し、事業領域の拡大を目指すとともに、国内外において、自然環境に配慮し、地域の理解を得ながら、事業を推進していく考えだ。

本共同調査は、2011年6月から出光興産と国際石油開発帝石が地質調査、重力探査および電磁探査を含む地表調査を実施しているもの。阿女鱒岳(あめますだけ)地域および小安(おやす)地域は、NEDOにより地熱開発促進調査が実施されており、地熱発電が可能なセ氏200度以上の地下温度が確認されている。

地熱発電は、調査開始から発電開始までに約10年を要するプロジェクトとなる。本共同調査では、2011年度に第1段階の地表調査、2012年度に第2段階の地質探査や物理探査などの調査を行ってきた。今後は、第3段階として、1,500mから2,000mの深さを掘る試験抗井を掘削し、地中の熱水や蒸気の状態の調査を実施する。この調査で良好な結果が得られれば、最終調査として、周囲の環境アセスメントなどが行われる。

出光興産は、オイルショック後の1978年から石油代替エネルギーとして地熱に着目し、子会社である出光大分地熱が1996年から九州電力滝上発電所(大分県玖珠郡九重町)に向けて出力27,500kw相当の地熱蒸気を安定して供給している。共同調査を実施している両地域では、滝上地区に続く地熱発電の事業化を目指している。

国際石油開発帝石は、地熱開発に向けた共同調査では、コア事業である石油・天然ガスの探鉱・開発等のノウハウが応用されることから、本共同調査を足がかりに新たな事業展開の可能性を追求していく考えを示している。

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