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北海道電力、風力発電導入拡大に向けた実証試験のための事業者を決定

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北海道電力、風力発電導入拡大に向けた実証試験のための事業者を決定

北海道電力は「風力発電導入拡大に向けた実証試験」についての実施案件を決定し、その概要を発表した。

今回決定した事業者と発電設備の出力は、エコ・パワー(石狩市・小樽市)10,500kW、新エネルギー技術研究所(浜中町)23,000kW、天北エナジー(稚内市)30,000kWの合計63,500kWで、昨年9月に決定済みの実施案件と合わせて200,000kW分が決定した。これにより、実施案件事業者は本実証実験に利用する風力発電建設に向けた準備を開始する。

北海道電力では、風力発電の導入拡大に向け、東北電力、東京電力と共同で、「既設地域間連系線の活用」と「風力発電出力制御技術の組合せ」の実証試験を行うこととし、同試験に関わる風力発電事業者を2011年9月から募集してきた。

北海道電力管内や東北電力管内では、風力発電のポテンシャルが期待されているが、風力発電が大量導入されても、現時点では、その出力変動を調整する火力発電等の調整力が不足している。

たとえば、春秋の夜間等の軽負荷時は、通常火力発電を最低出力近くまで絞っており、風力発電の出力が急増した場合、この分の調整力(下げしろ)が不足し、供給過剰となってしまう。

このため、本実証試験では、風力発電出力予測にもとづき、風力発電の出力変動に相当する電力(最大20万kW)を、既設地域間連系線で北海道電力から東京電力へ送電し、東京電力の調整力を利用する。

風力発電出力予測にもとづき、風力発電の出力変動に相当する電力を北海道電力から東京電力へ送電する

風力発電出力予測にもとづき、風力発電の出力変動に相当する電力を北海道電力から東京電力へ送電する

また、それでも調整力(調整幅・調整速度)が不足する場合は、北海道電力からの遠方指令により、各風力発電所の出力上限値を定めることで出力を制御する。

【参考】
北海道電力 - 「風力発電導入拡大に向けた実証試験」における実施案件の決定について

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