ミドリムシを主原料に植物由来成分約70%のバイオプラスチックを開発

産業技術総合研究所は、日本電気(NEC)及び宮崎大学と共同で、微細藻の一種であるミドリムシから抽出される成分を主原料とした微細藻バイオプラスチックを開発した。
同プラスチックは、ミドリムシ(ユーグレナ)が作り出す多糖類に、同じくミドリムシ由来の油脂成分から得られる長鎖脂肪酸またはカシューナッツ殻由来の油脂成分で柔軟性をもつ長い鎖状部位と剛直な六角形状部位を合わせ持つカルダノールを付加して合成させたもの。熱可塑性と耐熱性に優れ、植物成分率が約70%と高いのが特長。
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