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平成24年度新エネ大賞決定、大臣賞はオムロンの太陽光発電用パワコン

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平成24年度新エネ大賞決定、大臣賞はオムロンの太陽光発電用パワコン

新エネルギー財団は、平成24年度「新エネ大賞」を決定し発表した。経済産業大臣賞は、オムロンの太陽光発電システム用パワーコンディショナーが受賞した。

また、東武鉄道・東武エネルギーマネジメントの東京スカイツリータウン事業など4件が新エネルギー財団会長賞を、特定非営利活動法人ひむかおひさまネットワークによる地域における太陽光発電普及啓発活動が審査委員長特別賞を受賞。資源エネルギー庁長官賞は該当なしだった。

経済産業大臣賞を商品・サービス部門として受賞したオムロンの「太陽光発電システム用パワーコンディショナ 形 KP□K シリーズ」は、太陽光発電システムの多数台連系における他システムとの干渉問題などの解決をはかるため、独自の検出技術を搭載、実用化した(JET認証済)。

本商品の導入により太陽光発電システムの集中設置における確認試験の実施や台数制限などの制約がなくなるなど、今後の太陽光発電の導入拡大に大きく貢献するものとして高く評価された。

その他の受賞した取り組みと評価のポイントは以下の通り。

■新エネルギー財団会長賞

<商品・サービス部門>

  • 「小水力発電装置 スモールハイドロ『ストリーム』」
    (シーベルインターナショナル)
    流水式(低落差)小水力発電「ストリーム」の設置例 - 環境ビジネスオンライン

    流水式(低落差)小水力発電「ストリーム」の設置例

    本装置は垂直2軸型の水車構造により流水エネルギーを集約して発電できる小水力発電。

    従来では対象とされなかった低落差の水路への適用が可能となり、今後、未利用エネルギーの有効活用が期待できることが評価された。

「水理」技術の解説(ストリーム水車技術構造解説図) - 環境ビジネスオンライン

「水理」技術の解説(ストリーム水車技術構造解説図)

<導入活動部門>

  • 「我が国が誇る最先端技術を取入れた東京スカイツリータウン事業」
    (東武鉄道・東武エネルギーマネジメント)
    東京スカイツリータウン内の地域冷暖房メインプラント - 環境ビジネスオンライン

    東京スカイツリータウン内の地域冷暖房メインプラント

    国内の地域冷暖房で初めて地中熱利用システムを導入するとともに高効率機器の活用により年間の消費エネルギーを大幅に削減。

    国民的関心度が高い施設に導入したことによる広報効果を合わせて評価された。


  • 「風力発電出力予測システムの電力系統運用業務への導入について」
    (東北電力・伊藤忠テクノソリューションズ

    複数の統計モデルを組合せた高精度な風力発電出力予測システムを導入し、電力需給運用や発電計画支援を実施。電力系統運用の経済性がはかれるとともに今後の風力発電の導入拡大に貢献するもので、その将来性が評価された。

風力発電出力予測システムの予測例 - 環境ビジネスオンライン

風力発電出力予測システムの予測例

<導入サービス部門>

  • 「ウィンド・パワー かみす洋上風力発電所~日本初の本格的洋上風力発電所」
    (ウィンド・パワー・いばらき)

    沿岸設置の特徴を生かし、陸側からの建設工事や管理橋を介してメインテナンスを行うなど経済性、保守性に優れた洋上風力発電で、沿岸風力の先導的な導入事例であることが評価された。

基礎は、100tのモノパイル鋼管杭を海中に打設した - 環境ビジネスオンライン

基礎は、100tのモノパイル鋼管杭を海中に打設した

■審査委員長特別賞

<普及啓発活動部門>

  • 「太陽光発電王国 宮崎を目指して!」
    (ひむかおひさまネットワーク)

    太陽光発電を中心とした相談窓口、講演会、勉強会、施設見学会などを実施。地方自治体や関係機関とも連携しながら新エネルギーの普及啓発活動を長年に渡り継続的に行っている点が評価された。

(左)災害時に有効な独立系太陽光発電実演会 (右)ミニソーラーカー親子製作教室 - 環境ビジネスオンライン

(左)災害時に有効な独立系太陽光発電実演会 (右)ミニソーラーカー親子製作教室

「新エネ大賞」は、新エネルギー等に係る機器の開発、設備等の導入及び普及啓発の取り組みを広く公募し、厳正な審査の上、表彰をすることを通じて、新エネルギー等の導入の促進を図ることを目的としている。

平成23年度までに166件の優れた案件が表彰され、先導的な事例として新エネルギー等の普及促進に大きな役割を果たしてきた。平成11年度に新エネ大賞のエンブレムを作成し、受賞した機器、導入事例の一般へのPR等に、活用することができるようにしている。また、「新エネ大賞」は、新エネルギー財団主催の事業として、平成23年度に新たなスタートを切っている。

【参考】
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自然エネルギー財団 - 平成24年度 新エネ大賞 決定

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