> > 建設機械などディーゼル特殊自動車の排出ガス規制強化に向けて意見募集

建設機械などディーゼル特殊自動車の排出ガス規制強化に向けて意見募集

記事を保存

環境省、経済産業省及び国土交通省では、油圧ショベル・ブルドーザ・フォークリフト・普通型コンバインなど、公道を走行しないディーゼル特殊自動車に対する排出ガス規制を強化するために、特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律施行規則等の一部改正を予定している。

対象となる特殊自動車は、建設機械(油圧ショベル、ブルドーザ、ロード・ローラ、クローラ・クレーンなど)、産業機械(フォークリフトなど)、農業機械(普通型コンバイン、一部の農耕トラクタなど)など。

ディーゼル特殊自動車の排出ガスの規制強化については、平成20年1月の中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第9次答申)」及び平成24年8月の第11次答申において、以下のとおり取りまとめられている。

  1. 窒素酸化物(NOx)の規制値強化
  2. ブローバイ・ガス対策の義務付け
  3. 国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29)で作成された世界統一基準NRMM gtr(Non-Road Mobile Machinery global technical regulation)に規定されているRamped Modal Cycle(RMC)を導入
  4. 粒子状物質の測定方法を黒煙汚染度測定から光吸収係数測定に変更

これを受け、公道を走行しない特殊自動車(オフロード車)に対しては、排出ガス規制を行う「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(通称:オフロード法)が、平成18年4月1日から施行されている。

また、平成22年3月18日には省令等が一部改正され、ディーゼル特定特殊自動車の排出ガス規制が強化された。規制適用日以降に製作又は輸入された特定特殊自動車は、基準適合表示等が付されたものでなければ国内で使用できない(一部規制対象外車もあり)。

今回の改正では、ブローバイ・ガス還元装置(原動機の燃焼室からクランクケースに漏れるガスを還元させる装置)の備え付け義務化、排出ガス試験における新試験法の導入及びNOxの規制値強化、粒子状物質の測定方法の導入、排出ガス発散防止装置に係る機能維持規定の明確化、少数生産車の基準の改正などを予定している。公布日は平成25年5月頃、施行日は公布の日を予定。

政府は今回の改正について広く国民の意見を聞くため、意見募集を開始した。募集期間は3月26日(火)から4月26日(金)18:15まで(郵送の場合は4月26日必着)。

【参考】
環境省 - 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律施行規則等の一部を改正する案に対する意見の募集

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.