富士通九州システムズ、先端農業技術確立に向けアグリベンチャーと資本提携
富士通九州システムズ(福岡県)は、アグリベンチャー企業の果実堂(熊本県)に出資したと発表した。出資額は3,000万円で同社の1.64%の株主となった。これにより、富士通九州システムズは、農業栽培技術とICT融合により、国内外へのアグリICTビジネス展開を、果実堂は、主力商品のベビーリーフのより効率的な大規模生産を目指す。今後3年間、両社で100億円の売上目標を掲げている。
両社は、富士通九州システムズが開発したデータセンシング(UECS)技術と富士通クラウドを用いて、ハウス内の温度、湿度、CO2濃度、土壌水分量等をリアルタイムに正確に把握し、得られた測定データと果実堂の保有するベビーリーフの栽培技法とをマッチングさせ、最適栽培技法の確立を図る。
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