総合機械商社の第一実業(東京都)は、アクセスエナジー社(米国)と焼却関連設備を対象とした販売代理店契約を締結したと発表した。これにより、焼却プロセスでの廃熱利用や、廃熱源の有効活用を検討している日本国内の企業・自治体向けに、国内仕様として最適化させた小型バイナリー発電システムの本格的な取扱販売を開始する。
アクセスエナジー社は、独自の技術である高効率な熱回収システム「Thermapower(TM)Organic Rankine Cycle(ORC)モジュール」を用いたバイナリー発電装置メーカー。高温の排ガスが発生する焼却施設の焼却プロセスで、同システムを利用することで、高温の排ガスから回収した熱を電力に変換することが可能となり、エネルギーの有効利用につながる。