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埼玉県にホンダの新工場 FEMSや太陽光発電、リサイクルなどで環境へ配慮

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埼玉県にホンダの新工場 FEMSや太陽光発電、リサイクルなどで環境へ配慮

ホンダは、埼玉製作所寄居工場(埼玉県)の今年7月稼働に先立ち、同工場建設に関わる環境への取り組みを公開した。同工場は年間25万台の生産能力を持つ四輪完成車工場で、最先端の生産技術と高効率の生産体質の構築によりマザー工場の役割を担っている。

建設にあたっては、従来捨てていた熱を新たに暖房用の熱源としてヒートポンプ冷凍機に有効活用することで、従来のボイラー熱源のみと比較してCO2を約60%低減、敷地面積の30%の緑地に約1.6万平方メートルのビオトープを設置するなど、エネルギー供給の効率化とリサイクル、生物多様性に配慮した質の高いビオトープ、緑化への取り組みを行う。

その他の取り組みは以下の通り。

エネルギー供給の効率化とリサイクル

  • エネルギーの使用状況や設備の運転状態を監視し、目標管理や異常リスクの対策を行うことができるエネルギー管理システム「FEMS(ファクトリーエネルギーマネージメントシステム)」を導入し、エネルギーの安定供給やCO2低減に活用
  • 従来型の室内空間全体空調に代わり、人作業空間のみを空調する気流システムを導入することで、空調エネルギーを従来方式から約40%低減
  • 2.6MWのソーラー発電装置の設置によりCO2排出量 約1,200t/年を低減
  • リサイクル可能な工法や建材を使用することで、建物のライフサイクルリサイクル率98%以上を達成

生物多様性に配慮した質の高いビオトープ、緑化への取り組み

本田技研工業 埼玉製作所寄居工場 東側ビオトープ

埼玉製作所寄居工場 東側ビオトープ

  • 緑地に設置するビオトープでは専門家からのアドバイスを受け、トウキョウサンショウウオ、ホトケドジョウなどの希少種を保全
  • 周辺地域と融合した森を目指し、現況植生に配慮した樹種構成や自然的配植を施した里山森林を設置
  • 次世代を担う子どもたちの自然環境学習施設として提供予定

同社は、独自の再生可能エネルギー技術により、電気を作る時からクルマが走行する時までのWell-to-WheelでCO2排出量「ゼロ」、エネルギーマネジメント技術によるエネルギーリスク「ゼロ」、リデュース・リユース・リサイクルの3Rで廃棄物「ゼロ」を目指している。この「トリプルゼロ」の考えをもとに、気候変動、エネルギー、資源問題に取り組んでいる。

同工場は、革新技術を投入した世界トップクラスの省エネルギー工場として、人と環境に配慮した「最も環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場で作り出す」ことを目指している。

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