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九電、地熱発電を強化 大分県平治岳北部では現地調査も

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九電、地熱発電を強化 大分県平治岳北部では現地調査も

九州電力は、大分県平治岳の北側において、地熱発電の可能性を検討するための調査を実施する。また、合わせて、7月1日付で、自律的な業務運営を行なう地熱センターを設置すると発表した。

今回地熱調査を開始するのは、はくじゅう連山の一つである平治岳(ひいじだけ)の北部(大分県由布市、竹田市及び玖珠郡九重町)。本地点は、国の調査結果から地熱資源の賦存の可能性が期待されるものの、国立公園特別地域に指定されているため詳細な調査に至っていなかった。国の地熱開発推進に向けた規制緩和(平成24年3月)により公園特別地域外からの傾斜掘削等による開発の取扱いが明確になったこと、調査範囲に社有地を有していることから、本地点において調査に着手することとした。

今回は、地下構造を詳細に把握するための地表調査(重力探査、電磁探査)、周辺温泉等の現状調査及び季節変動などの経年変化を把握するための温泉モニタリングを実施する。これらの調査については、国(JOGMEC:石油天然ガス・金属鉱物資源機)の助成金を活用する予定。地表調査結果から、調査井掘削を実施する場合は、改めて地元、関係自治体と協議を行い、理解を得ながら進めていく。

同社は、国産エネルギーの有効活用と地球温暖化対策として、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入を推進している。特に地熱発電については、天候等に左右されない安定した国産エネルギーとして、全国(約51万5,000kW)の約4割の設備量を誇るなど、長年にわたり積極的な開発を推進してきた。

九州電力 地熱センターと地熱発電所

今後も、資源賦存面から有望と見込まれる地域を中心として新たな地熱開発に取り組んでいくこととしており、現在、複数の地点において調査・開発の検討を行なっている。このため、新たに地熱センターを設置し、地熱新規開発を積極的かつ機動的に実施するとともに既設地熱発電所の一元管理による業務運営の効率化に取り組む。

【参考】
九州電力 - 大分県平治岳(ひいじだけ)北部における地熱調査の実施について
九州電力 - 地熱センターの設置について

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