九電、地熱発電を強化 大分県平治岳北部では現地調査も

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※画像はイメージです
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九州電力は、大分県平治岳の北側において、地熱発電の可能性を検討するための調査を実施する。また、合わせて、7月1日付で、自律的な業務運営を行なう地熱センターを設置すると発表した。

今回地熱調査を開始するのは、はくじゅう連山の一つである平治岳(ひいじだけ)の北部(大分県由布市、竹田市及び玖珠郡九重町)。本地点は、国の調査結果から地熱資源の賦存の可能性が期待されるものの、国立公園特別地域に指定されているため詳細な調査に至っていなかった。国の地熱開発推進に向けた規制緩和(平成24年3月)により公園特別地域外からの傾斜掘削等による開発の取扱いが明確になったこと、調査範囲に社有地を有していることから、本地点において調査に着手することとした。

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