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太陽光発電市場は2018年までには1,550億ドル市場に拡大、民間調査会社予測

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太陽光発電市場は2011年の危機的状況から立ち直り、2018年には1,550億ドル市場に成長、年複利成長率では10.5%に到達する見通し。先端技術分野における技術・市場動向調査を行うラックスリサーチ(本社:米国ボストン)が同市場を調査・分析した結果として明らかにした。

特に今後5年間の成長が目覚しく、2013年には35GWへ。また、太陽光発電市場での価格低下は需要拡大につながり、中でも中国を含む新興国での普及により、2018年には61.7GW規模へと急速に拡大すると予測する。同市場は事業者や投資家から再度注目が集まっている。

同社では、世界の156の地区(世界人口82%相当をカバー)にて均等化発電コスト(LCOE)分析を実施し、太陽光発電の実行可能性および競争性を評価した。分析結果の一部は以下の通り。

米国、中国、日本およびインド市場での市場拡大が顕著

中国市場は2018年までに12.4GW(15%の年複利成長率)を遂げ、世界で最大規模の市場となる。中国に次ぐ米国は2018年には10.8GW(18%の年複利成長率)を達成し、世界第2の太陽光発電市場となると予測する。

公益分野の成長が著しい

2012年時点では8.6GWと最も市場規模が小さかった公益分野だが、新興市場における太陽光発電設備導入が著しく、2018年には19.9GW市場まで拡大すると見込まれる。一方、米国、日本では商業施設の屋根への大型設備導入が増加し、市場規模の拡大に貢献する。

安価の知的財産が豊富

太陽光発電分野におけるスタートアップ企業は収益化に苦しんでおり、知的財産権の獲得には絶好のタイミングでもある。一例としては、2012年にCIGSモジュール効率15.5%達成を発表するなど技術的に最も先端的と言われ5億ドルの出資を受けていたMiasole社を中国系エネルギー大手Hanergy社が3000万ドルで買収した。

今回、「世界の太陽電池市場の動向:均衡状態への回帰」のレポートの執筆を担当した同社のリサーチアソシエート、エドワード・ケイヒル氏は、「需要と供給は2015年時点で均衡状態に達し、価格へのプレッシャーが緩和され、事業者の利益率は回復に向かい、産業全体の事業採算性が確保可能になる」と指摘する。

ラックスリサーチは独自の研究と世界に広がるネットワークを駆使し、最先端技術分野における技術・市場動向調査を実施している。同社では、6月25日、この分析に関するオンライン・セミナーも予定している。詳細は同社ホームページへ。

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