水素を常温常圧の液体に変換し貯蔵・輸送する新技術の実証実験が成功

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千代田化工建設株式会社(神奈川県横浜市)は、水素エネルギー供給事業において、これまで困難とされてきた水素の大量輸送や長期貯蔵を、商業ベースで可能にする新しい技術の実証に成功したと発表した。

今回おこなわれた実証試験は、トルエンに水素を固定(水素化反応)させ、メチルシクロヘキサン(MCH)という常温常圧の液体に変換して貯蔵・輸送し、独自に開発した脱水素触媒により再び水素を取り出すもの。極低温技術を必要とせず、通常の石油タンクやタンカーなど既存のインフラを利用できる一連の工程を確立できることを示した。

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