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埼玉県、愛媛県など電気自動車充電器のインフラビジョン発表 計19県に

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各自治体が電気自動車(EV)の普及に向けて充電器の整備を加速させるため、国の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」に基づく充電器のインフラビジョンを策定し、続々と発表している。6月19日時点で、北海道、大阪、熊本など19都道府県のインフラビジョンが策定されている。

各自治体等が策定したインフラビジョンの整備方針に沿って、EV用充電器を整備する場合は、同事業で補助率の優遇を受けることができる。インフラビジョンを策定した自治体は、活用を呼び掛けている。なお、優遇措置を受けられるのは次世代自動車振興センターの承認を受けたインフラビジョンが対象となる。

各自治体のインフラビジョンでは、EV用充電器の現状を分析し、中・長距離の移動途中に短時間で充電するために主要走行ルートや観光ルートとなる幹線道路沿いに設置する「経路充電」及び、移動の目的地での中・長時間の駐車中に充電するために、ショッピングセンターや公共施設など集客施設に設置する「目的地充電」に区分して、地域内の充電器計画をまとめている。

最近発表された自治体のインフラビジョンの概要は以下の通り。

【埼玉】

○整備計画

  1. 「道の駅」
  2. 設置基数:急速または普通充電器38基
    既設置の1カ所を除き、すべての「道の駅」に設置

  3. 国道、主要な県道及び高速道路インターチェンジ周辺
  4. 設置基数:急速または普通充電器262基
    国道、主要な県道(概ね10~15kmごと)に設置
    高速道路インターチェンジ(3km以内)に設置

  5. 充電器の利用が多く見込まれる施設や長時間滞在施設
  6. 設置基数:急速または普通充電器118基
    大型ショッピングセンターに設置
    大規模公園や長時間滞在施設等に設置
    県庁舎や市町村公共施設等に設置

  7. 空白地域等
  8. 設置基数:急速または普通充電器12基
    充電器が設置されていない町村の役場・公共施設等に設置

なお、埼玉県は、本ビジョン等についての説明会を6月24日(月)14:00~16:00に県庁で開催する。

【愛媛】

○経路充電

道の駅(25カ所)、自治体庁舎近隣地(70カ所)、高速道路のインターチェンジ付近(25カ所)、空港やフェリー停泊港(9カ所)のほか、国道及び主要地方道(72路線)の沿線に、一定の距離ごと(国道:20km当たり1カ所、主要地方道:30km当たり1カ所)に設置(108カ所)。計237カ所

○目的地充電

不特定多数者が利用する集客施設等に設置。計249カ所

【兵庫】

○現時点で県が把握する設置基数

  • 急速充電器66基(県設置6基、市町設置17基、その他設置43基)
  • 普通充電器181基(県設置70 基、市設置1基、その他設置110基)

※急速充電器の設置の把握が認められない自治体は8市9町

○県内に新規設置される充電器数を次のとおり設定

  1. 高速道路(自動車専用道路を含む)出入口周辺約3km、急速充電器37基
  2. 市町域別数、急速充電器または普通充電器 951基

普通充電器227基、急速充電器724基を想定しているが、相互の数の融通は可能。

○本ビジョン基づく充電器の設置及び運用要件

公共性、上記の設置エリア・基数、ピークカットへの協力(夏場等の電力需給逼迫時に、急速充電器利用に際し出力抑制等について協力すること)を要件としている。

【栃木】

○充電インフラの整備状況

  • 急速充電器50基、普通充電器129基が設置されている(2013年4月末時点)
  • 約半数の道の駅(全21駅、内9駅に設置済)に急速充電器が設置済
  • EV・PHVタウン構想に掲げた「レイル&EV観光モデル事業」を実施している日光・那須地域の宿泊施設で設置が進んでいる。

○対象エリア及び設置数の考え方

以下の順に設置を進める。合計490基

  1. 点的設置
  2. 「道の駅」 32基

  3. 線的設置 合計73基
  4. ・幹線国道:10km間隔 22基

    ・地方国道等(中核都市含む):20km間隔 23基

    ・地方国道等(その他):30km間隔 28基

  5. 面的設置 合計385基
  6. ・観光地 171基

    ・山岳部 54基

    ・中核都市 160基

【静岡】

○現状の普及状況

  • 車両512台
  • EV124台、PHV2台(2010年12月末時点)、電動二輪386台(2010年4月1日時点)

  • 充電器82基
  • 急速16基、普通66基(2010年12月末時点:一般開放分のみ)

○2013年度末までの普及目標

  • 車両3,776台
  • (EV・PHV2,000台(乗用車保有台数の0.1%)、電動二輪1,776台)

  • 充電器300基(一般開放分のみ)
  • (主要道路30kmごとに1カ所)

【岡山】

○設置方針

  • 経路充電設備の充実(充電設備346カ所)
  • 交通量が多い国道の沿線等の充電インフラ整備を促進し、移動の際のセーフティネットの機能を強化するとともに経路充電の利便性の向上を図る。
    設置イメージ:ガソリンスタンド、道の駅、カーディーラー、コンビニなど

  • 県内主要観光地周辺(充電設備55カ所)
  • 主要な観光地の中心的な地点から、概ね半径5㎞の円内に、充電設備5カ所を設置する。
    設置イメージ:観光施設、旅館、ホテル、レストラン、遊園地など

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【参考】
各県、電気自動車充電器のインフラビジョンを続々発表 - 愛媛/兵庫/埼玉/栃木/岡山/静岡
コラム - EV普及へ全国に充電器設置 自治体が整備ビジョン次々公表
次世代自動車振興センター

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