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四国電力、風力発電の受付量を60万kWまで拡大

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四国電力は、今後の風力発電の連系申し込みについて、現時点で少なくとも60万kW程度まで受付量を増加できる見通しが得られたことを発表した。

同社は、昨年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取制度の施行を受けて、れまで蓄積してきたデータを分析し、算定方法も含めて評価した結果、60万kW(これまで受入可能と試算していた25万kWと、昨年より募集を行っていた「地域間連系線を活用した風力導入拡大(20万kW)」分を含む)まで受付量を増加したとしている。

上記をふまえ、今後も風力発電の連系申し込みを募っている。対象は、四国または淡路島南部で立地を予定しているプロジェクトであって、四国電力または関西電力が所有する供給設備への連系を希望するもので、

  • 1プロジェクトあたりの出力が20kW以上のもの。
  • 系統連系に係る契約の申込後、4年以内に電力受給開始が可能なもの。
  • 全発電機の合計出力が500kW以上のものについては、需要の少ない軽負荷期や夜間などで、電力供給量を需要とバランスする状態まで減少させるための調整力(下げ代)が不足すると見込まれる場合に、四国電力の給電指令に従い、当該プロジェクトの全発電機の合計出力を制御または全発電機を停止できるもの。

などを条件としている。

四国電力は、風力発電の導入拡大に向けて、発電実績等のデータ蓄積および技術的検証を継続的におこなってきた。風力発電は、自然条件により出力が大きく変動することから、電力系統への連系量が増大した場合、周波数面での影響が生じるため、常に電力の品質保持に配慮する必要がある。

同社は、平成17年には風力の連携可能量は20万kWと設定、25年には約25万kWを上限として運用。23年には、中部電力や関西電力らの協力により、地域間連携線を確立させ、その風力の電受可能量を倍増させた。

それらを経て昨年7月、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の施行により、現時点で少なくとも60万kW程度まで受付量を増加する見通しが得られた。

四国電力は、今後の連系拡大に伴う更なるデータの蓄積・分析などを継続し、今後とも風力発電の導入拡大を計るとしている。

【参考】
ニュース - 関電、中西日本で風力発電拡大 淡路島南部で系統連系受付
コラム - メガソーラー普及に立ちふさがる「系統拒否」の壁(1)

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