清水建設、手軽なアスベスト除去工法を開発 超高層ビルの解体・改修工事向け

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清水建設は、超高層ビル解体・改修工事の受注をターゲットに、鉄骨の柱・梁に固着しているアスベストの表面に高圧有機酸を吹き付けることで、アスベストを手軽に除去できる工法「アストリサン」を開発したと発表した。

この工法による除去作業は、有機酸を噴射する専用ガンによりアスベストを切り取っていくという形で進められる。本システムのメリットとして、粉じんの飛散量が極めて少なく環境にやさしいこと、騒音・振動を大幅に低減できること、剥離したアスベスト吹付材の回収が容易なことをあげる。アスベストを含む吹付材の除去・回収効率が高く、かつ作業計画が柔軟に行えることから、アスベスト除去費用を従来工法に比べて2割程度削減できる見込み。

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