> > 横浜市、夏季の節電目標は20%! 1,900世帯で大規模省エネ実験

横浜市、夏季の節電目標は20%! 1,900世帯で大規模省エネ実験

記事を保存
横浜市、夏季の節電目標は20%! 1,900世帯で大規模省エネ実験

横浜市は、夏季の電力使用量20%削減を目標に、約1,900世帯の家庭を対象に、日本最大規模となるデマンドレスポンス(DR)を柱とした省エネ行動実験を実施すると発表した。

デマンドレスポンス(DR)は電力需給の逼迫が予想される場合に、電力使用抑制の協力依頼を受けて需要家側で電力の需要を調整する仕組みをいう。

本実験では、電力需給の逼迫が予想される日(前日の予想最高気温に基づく)に、参加世帯にデマンドレスポンス(DR)の案内メールを送り、それによって行われた省エネ行動から節電効果を検証する。これにより、市民が無理なく省エネ行動を行うことができる低炭素な新しいライフスタイルの確立と、快適な市民生活を維持したまま、地域への電力安定供給を確保するために国が進めている、柔軟な電力料金体系の創設に貢献することを目的としている。本実験には東芝パナソニック、東京電力、アクセンチュア、三井不動産レジデンシャルが参画する。

実施期間(DR実施日数)は7月1日(月)から9月27日(金)までの間の14日程度。対象時間帯は13時~16時(平日)。

同市では、平成22年4月から経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトとして、民間企業と協働し「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」を推進している。これまでの3カ年でHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を市内約2,500世帯に導入している。今回はYSCPの家庭部門における夏季実証として、HEMS導入世帯のうち、CEMS(地域エネルギーマネジメントシステム)と連携した約1,900世帯を複数のグループに分け、省エネ行動実験を行う。

実証参加者(約1,900世帯)のグループ内訳は以下の通り。

  1. 一般実証グループ(約1,700世帯)
    ●形態:HEMS+太陽光発電(約1,200世帯)
    メニュー:見える化(約400世帯)、CPP①(約400世帯)、CPP②(約400世帯)
    ●形態:HEMS単体(約500世帯)
    メニュー:見える化(約500世帯)
  2. 2.特定団地実証グループ (約200世帯)
    形態:HEMS+太陽光発電など
    メニュー:見える化ほか
※CPP(Critical Peak Pricing)は電力需要のピーク時間帯における料金を、それ以外の時間帯に比べて高くすることで電力需要の抑制を促す料金制度をいう。

 

デマンドレスポンス(DR)を柱とした省エネ行動実験の流れは以下の通り。

  1. 翌日の予想最高気温をもとにCEMSから、参加世帯宛にDR案内のメールを送る。
  2. 参加世帯は、翌日の電気料金表を確認のうえHEMSを活用した省エネ行動検討をする。
  3. 実験当日は、空調の設定温度や使用時間の調整などの省エネ行動を行う。
  4. 省エネ行動の結果は、各世帯のHEMS からCEMS に送られ、集計する。集計したデータは、国が今後行う電力料金体系を設計する上での参考にする。

【参考】
横浜市 - 横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)家庭部門 夏季実証開始

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.