三菱重工の蒸気タービン、トルコの地熱発電所に連続採用

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※画像はイメージです
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三菱重工業は、三菱商事と共同で、トルコの独立系発電事業者(IPP)であるグルマット社から、ゲルメンチック地熱発電所(出力4万7,000kW)2号機向け蒸気タービンを受注した。蒸気タービンは地熱発電設備の中核機器で、今回の受注は、三菱重工業が2008年に納入したゲルメンチック1号機向けに続くもの。発電機は三菱電機が供給する。2015年に運転開始予定。

トルコでは、高い経済成長を背景に電力需給の逼迫が続いており、電源確保が大きな課題となっている。そのため、再生可能エネルギーへの関心も高まっており、同国に豊富に存在する地熱資源を利用するため、近年、政府の後押しも行われている。今回のゲルメンチック2号機でも、10年間にわたり電力の固定価格買取制度が適用される。

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