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福岡県で地域EMSの実験 電力ピーク時に外出するとお得なサービス

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福岡県で地域EMSの実験 電力ピーク時に外出するとお得なサービス

凸版印刷は、北九州スマートコミュニティ創造事業において、電力需要が高まる時間帯に近隣店舗で利用できる「お得」なサービス情報を、モニター世帯の宅内に設置されている情報端末や携帯端末電話に配信し、外出を促進する「エコづかいキャンペーン」を実施する。

これにより地域全体の電力負荷平準化と低炭素化に貢献する、ピークオフ効果および地域経済効果を検証する実証実験として、2012年度に引き続き実施する。同社では、電力需要が高まる夏と冬に施策を実施、定量的な効果検証を行う。

2013年度夏季実証実験の実施期間は、7月22日(月)~9月13日(金)の平日、13時~17時。実施地域は福岡県北九州市八幡東区東田地区。ピークオフのための外出施策として、CEMS連携世帯約200世帯には宅内表示板に、それ以外の近隣地域に在住する世帯約200世帯には携帯メールに、キャンペーン情報を配信する。「お得」な情報を配信する店舗は、イオンモール八幡東 イオンモール専門店街13店舗をはじめ、スパ施設、飲食店など6店舗。

「北九州スマートコミュニティ創造事業」は、2010年4月から経済産業省が推進している「次世代エネルギー・社会システム実証」地域の1つとして、同地区を中心に実施されている。本事業では、工場群にある排熱や水素を民生利用するとともに、建物間の電力融通を行うなど、地域エネルギーの有効活用を図る。また、地域内のすべての需要家にスマートメーターを設置し、スマートメーターと連携する地域節電所に設置した「地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)」で電力の使用情報を集中管理。需給状況に応じて電力料金を変動するダイナミックプライシングを行うとともに、家電機器等の制御を実施する。

凸版印刷は今後も、エネルギーソリューション分野において、「コミュニケーション」、「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」、「セキュリティ」などの領域でサービスや運用機能を提供し、地域全体におけるエネルギー負荷の平準化に貢献する取り組みに注力していく考えだ。低炭素化社会の実現に向けた効率の良いエネルギーマネジメントシステムの開発・事業化に向け、本実証実験の結果を活用していく。

なお、「次世代エネルギー・社会システム実証」は、再生可能エネルギーの普及を促進し、家庭や地域で効率的に活用できるエネルギーマネジメントシステムを構築を目的としている。新たなエネルギービジネスの創出と、電力制度改革への貢献を果たす取り組みと位置付けられている。

【参考】
凸版印刷のエネルギー管理士、地域のデマンドレスポンスに挑む(2/11)

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