日本、南鳥島沖の海底資源探査権を獲得 コバルトなどのレアメタル鉱区

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※画像はイメージです
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経済産業省の委託を受けた石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、南鳥島の南東沖約600㎞の公海域におけるコバルトリッチクラストの探査鉱区について、国連海洋法条約に基づき深海底の鉱物資源を管理する国際海底機構から承認を得たと発表した。

今回の承認は、日本が海外に供給の大部分を依存しているコバルト、ニッケル、白金等のレアメタル資源について、日本による探査活動の実施、将来の資源開発の可能性を高める観点から、極めて意義深いもの。今後、日本の企業等が、国際海底機構から深海底における排他的探査権を取得すれば、昭和62年にハワイ南東沖でマンガン団塊鉱区を取得して以来26年ぶりとなる。

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