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日立化成と新神戸電機、大容量リチウムイオン電池の生産能力を4倍に増強

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日立化成と新神戸電機、大容量リチウムイオン電池の生産能力を4倍に増強

日立化成と新神戸電機は、大規模蓄電システムへの展開が期待される「大容量リチウムイオン電池」の製造拠点の整備及び生産体制の強化を実施する。

再生エネルギーの発電量変動抑制向け等に特に需要の拡大が見込まれる産業用大型サイクル用電池「CH75」の月産数量について、今年3月時点で従来5,000セル規模から1万2,500セル規模に増強しているが、今年12月には2万2,000セル規模に引き上げ、2012~2013年の2年間で4倍以上に増強し、市場拡大に伴う需要増大に対応できる生産体制を整える。

リチウムイオン電池の2012年度の売上は、2011年度比2倍強と大きく伸長。なかでも拡大が期待されるのが「再生エネルギー導入に伴う電力需給の変動を抑制する大規模蓄電システム(周波数変動抑制、アンシラリーサービスなど)」「産業用移動機械の回生エネルギー(港湾クレーン、鉄道、無人搬送車など)」「通信機器、携帯基地局向け及びデータセンター向けのバックアップ電源、UPS(無停電電源装置)」。

特に、天候に左右されやすい風力太陽光発電などの再生可能エネルギーの大量導入が進むと、電力の安定供給のため、電力系統の電圧変動抑制がますます必要となり、その対策として、基幹系統内に大規模な蓄電システムが必要となる。

日立化成グループでは、リチウムイオン電池については、「サイクル用電池」「スタンバイ用電池」をそろえ、「電池パック」「制御回路システム」「難燃技術(消火性の電解液)」等を組み合せ、広範なニーズに対応した蓄電システム事業を展開してきた。2013年度からスタートした日立化成グループ新中期経営計画でも、今後も順調に伸びていくものと期待しており、産業エネルギー事業分野の2020年度に向けた事業の柱の一つとしている。

リチウムイオン電池の例

新神戸電機は、2000年より自動車用途でリチウムイオン電池を事業化。2009年から大容量の産業用途に注力し本格的な事業展開を図り、リチウムイオン電池の量産を進めてきた。2012年度には、需要拡大に向けた製造拠点の整備と生産能力の増強を実施。今年3月末には、サイクル用リチウムイオン電池の生産能力を、従来の月産5,000セルから1万2,500セルに引き上げた。さらに今年度は、同製品の生産能力を12月末に月産2万2,000セルの増産体制を構築する計画。

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