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三重県の景勝地で「島」をまるごとライトアップ LED投光器で低コスト実現

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三重県の景勝地で「島」をまるごとライトアップ LED投光器で低コスト実現

ラ・ポルタ(静岡県静岡市)は、三重県の鳥羽沖に飛び石のように3つの小島が浮かぶ名勝・三ツ島をライトアップするシステムの設計施工を行った。本取り組みでは、鳥羽グランドホテルの8階(海抜30m)にLED投光器を設置し、沖合500m~700mに浮かぶ三ツ島に照射する。しかも消費電力はドライヤー1台程度ですむという。

このライトアップは伊勢志摩地域が伊勢神宮の式年遷宮で全国的に注目される中、幻想的な風景で鳥羽の魅力をアピールすることを目的に実施するもの。同社は、三重県鳥羽市小浜町の宿泊施設10軒でつくる小浜旅館街活性化組合の依頼により、今回の設計施工を行った。

具体的には、ハイパワーかつ超狭角配光のスタンレー電気製LED投光器を採用し、1島当り15台、3島合計で45台を設置し照射する。電力量は1台25Wで、45台で1,125W。また、超狭角配光なので海上への光漏れも防止し、島だけを照射することを可能にした。それにより三ツ島だけが幻想的に浮かび上がる演出を実現した。設置機材についても、海に面しているので、防水・塩害対策を施した錆びにくい什器、ネジを採用した。

三ツ島のライトアップの構想は5年程前にも市主導で、水銀灯での実施が計画されたが、費用的に断念していた。ラ・ポルタはLED蛍光灯を中心にLED照明全般の販売を手がける。同社は、先般、鳥羽グランドホテルの全館LED照明化を行い、その際、三ツ島のライトアップについて相談を受けた。通常のライトアップは建物の下などから上部に向かい光を出して建物壁面等を照らすため、この場合は島の波打ち際等に投光器を設置して行うが、無人島のため電源がない。風力発電太陽光発電の使用も考えたが、景勝地のため景観が損なわれることや、費用も高額になることがネックとなった。

また、LED照明で700m先の対象物を照射すると言うことは大変難しく、同社では対応できそうな製品数社をテストした。また、海上での使用と言うことで、船の運航に支障のない事(光害対策)、塩害対策の施された製品であることなど製品に対する条件も大変厳しい状況だったという。

ライトアップは8月2日(金)より、20:30~24:00の時間帯に実施する。本事業は、鳥羽市「夜の魅力アップ事業」に認定されている。なお、什器企画は鈴木商店、什器設計はテイクが担当した。

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