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NTTデータ、電力のビッグデータ分析で米企業と共同研究へ

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NTTデータと米AutoGrid Systems,は、リアルタイムビッグデータ分析に基づいた需要家ごとの需要予測による電力ピークカット手法の共同研究を9月より開始する。

今回、両社が研究対象とする手法は、ビッグデータ分析技術を用いてリアルタイムに需要家ごとの電力消費の予測分析を行い、その分析結果を需要家にフィードバックすることで需要家側での自主的な省エネ行動を促進して、ボトムアップ型の電力ピーク削減を実現するもの。これにより、需要家の自発的なピーク電力削減による電力系統の安定化と、需要家の電気料金削減の両立を目指す。

近年、世界的な電力需要拡大に対応するため、ITを活用したピーク電力削減のニーズの高まりとともに、デマンドレスポンスをはじめとするデマンドサイドマネジメントの導入が急速に拡大しており、今後も成長が見込まれている。

現在のピーク電力削減手法は、電力会社などが直接負荷制御方式のデマンドレスポンスのように需要家設備を制御し、ピーク電力削減を行うといったトップダウン型が主流となっている。

本研究では、NTTデータの大規模かつ複雑な情報システムの構築ノウハウと、AutoGridの電力業界向けのビッグデータ予測分析の専門技術および同社が保有するITプラットフォーム(EDP)を活用し、今まで実現が難しかった需要家ごとのリアルタイム電力消費予測に基づいたデマンドサイドマネジメントの手法を確立することで、新たなピーク電力削減手法の実現を目指す。両社は、今回の共同研究は、エネルギー業界を全く新しいものに変えるものなると期待しているとコメントしている。

本共同研究が完了した際には、NTTデータとAutoGridのパートナーシップを活用し、北米を中心とした電力関係企業などへの展開を検討していく予定。またEUや、日本を含むアジアなど他地域への展開も含めて検討を進めていく。

EDP(Energy Data Platform)は、スマートメータ、グリッドセンサ、その他のエネルギー管理システムのデータを天気情報や顧客人口統計と合わせて分析および予測をするITプラットフォーム。

【参考】
スマートグリッドをクラウドが支えるためには?(2012/11/8)

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