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NEDO、太陽光発電における産業・発電コスト構造の分析実施者を公募

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「太陽光発電における産業構造等に関する分析」の実施者の公募を開始した。同事業は、2012年以降の国内太陽光市場の産業構造やコスト構造等に関して調査、分析を実施し、今後の普及拡大における技術面及び事業面での課題抽出を行い、NEDOの太陽光発電技術開発に反映することを目的に、「太陽光発電市場における産業構造分析」「太陽光発電における発電コスト構造の詳細分析」を実施するもの。

応募資格は、当該技術または関連技術についての検討実績を有し、かつ、検討目標の達成及び検討計画の遂行に必要な組織・人員を有していることなどの条件を満たす、単独または複数で受託を希望する企業等。応募者は提案書類を作成し、9月9日までに提出する必要がある。8月30日にNEDO本社(神奈川県川崎市)にて、公募の内容、契約に係る手続き、提出する書類等についての説明会を開催する。説明会の事前登録は不要。

分析の具体的な実施内容は以下の通り。

【1】太陽光発電市場における産業構造分析

現在(2012年以降)と過去(数年前)における国内及び世界全体の太陽光発電市場を対象に、太陽電池の原料製造から発電事業に至るまでの産業構造分析を実施する。分析方針としては、バリューチェーンもしくはサプライチェーンを作成、整理し、それぞれのチェーンの各区分について、主要プレーヤーのリストアップや、収益性の調査等を行う。

また、現在と過去における産業構造の変化を把握するための比較評価を行い、この変化が発生した要因についても分析してまとめる。この際、過去からの収益性やコストの変遷をラーニングカーブ等によりまとめ、さらに、将来の変化予測も行う。

【2】太陽光発電における発電コスト構造の詳細分析

発電コスト低減に向けての各種コスト低減及び発電量向上の2つのアプローチに関連する技術、手法について情報収集し、各要因の発電コストへの影響度を評価する。今日、メガソーラー等大規模設備の導入受けて様々な施工技術やO&M方法が提案、実施されていることから、まず、構築費等の初期コストやO&Mコスト等のランニングコストを体系的にまとめ、これらの発電コストに占める比率を算出。

これらのコスト要因の増減が発電コストにどの程度影響を及ぼすかを把握するため、感度分析も行う。また、現在の発電コスト試算結果をもとに、海外の主要な太陽光発電導入国の状況と比較して差異を確認し、これが発生する要因について分析する。

さらに、追尾等光マネジメント、PCS等周辺機器設備、システム設計の最適化等による電力損失低減、維持管理技術による出力低下抑制等により発電量向上が期待されることから、これらを実現する技術や手法について情報収集する。これらをもとに将来の発電コストを試算するため、今後諸条件に発生しうる変化を考慮した複数のケースを設定し、各ケースにおける発電コスト低減効果を評価する。

【参考】
NEDO - 「太陽光発電における産業構造等に関する分析」に係る公募について

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