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北海道の国立公園内で地熱発電の調査開始

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丸紅は、北海道の大雪山国立公園内白水沢地区において、地熱発電事業のための地表調査を開始したと発表した。調査期間は9月11日から来年2月までの予定で、地形測量、地質分布、温泉水分析、環境特性の把握等の調査を行う。

本調査事業は、経済産業省の平成25年度「地熱資源開発調査事業費助成金交付事業」として採択された16件(新規案件6件、継続案件10件)のひとつ。新規案件として採択された。なお、経産省の同事業の公募は、執行団体である石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)にて11月29日まで行っている。

丸紅が今回実施する調査エリアは北海道上川郡上川町白水沢地区および層雲峡温泉地区内。具体的な調査項目は白水沢地区における地熱資源の賦存状況把握、環境特性の把握、および層雲峡温泉地区の現況、温泉湧出メカニズム把握等。

昭和47年以来、国立公園内での地熱開発は厳しく規制されていたが、東日本大震災以降の再生可能エネルギーへの関心の高まりとともに、2012年3月には規制緩和が発表された。丸紅は、従来より大雪山国立公園内白水沢地区での地熱発電事業を検討してきた。この規制緩和の後、本年2月26日に「上川町層雲峡温泉白水沢地区等地熱研究協議会」にて地元関係者の了承を得て、その後、調査実施に必要な関連許認可、JOGMECによる地熱資源開発調査の助成金拠出採択を取得したため、今般、地熱開発調査の第1段階にあたる地表調査を実施することとした。

今回の地表調査で十分な地熱資源の存在を裏付ける結果が得られれば、引続き地元上川町及び関係各所との協議を踏まえながら更なる試験・調査を行い、事業化に向けた検討を継続していく。

丸紅は既にフィリピン、コスタリカ、インドネシアで地熱発電事業の実績があり、また、国内でも太陽光発電、中小水力発電、陸上・洋上風力発電等の再生可能エネルギー事業を展開している。

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