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エナリス、食品残渣を原料にバイオガス発電 プロジェクトファイナンスで資金調達

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エナリス、食品残渣を原料にバイオガス発電 プロジェクトファイナンスで資金調達

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グリーンファイナンス推進機構は、独立系エネルギー事業者であるエナリス(東京都)の計画するバイオガス発電プロジェクトに1億円出資することを決定した。

同事業は、食品工場の食品残渣を原料としてバイオガス発電を行うもの。安定供給が見込まれる食品工場内の食品廃棄物の処理において、これまでの焼却処理から CO2排出抑制効果を持つバイオガス発電をすることで、食品残渣処理問題の解決を達成しつつ、バイオガス発電分野の普及を進める。

具体的には、プラント保有と発電を行うエナリスDEバイオガスプラント(SPC)が、大手飲料メーカーの受託製造会社である日本キャンパックの群馬工場内にプラントを設置することで、原料の安定供給を確保する。

同プロジェクトのSPCであるエナリスDEバイオガスプラントに、エナリスが最大出資者となりその子会社フォレストキャピタルがGPとなり組成するLPSが、3.5億円、機構が1億円、昭和リースが3.5億円を提供。SPCはこの資金を利用し、ドライ・イーにプラント設計・建設を委託し、完成したプラント(出力420kW)を保有。また、日本キャンパック群馬工場から、土地、運転人員、原材料(食品残渣等)の供給を受け、バイオガス発電を行う。

電力は固定価格買取制度によりエナリスに販売され、同社が電力需給管理する群馬コミュニティー電力を通じて、群馬県の地元施設へ供給される。

今回、グリーンファイナンス推進機構が出資を決定した理由は、以下の3点。

  1. 食品廃棄物を原料としたバイオガス発電を行うことにより、二酸化炭素の排出の抑制・削減に寄与すること(同事業によるCO2削減効果は 1,156t-CO2/年を想定)。
  2. 同件スキームにより地域の資源循環を構築し、地元施設に対し従来より割安価格での電力販売を行うことや地元企業に出資参画機会を提供することで、地域活性化に資すること。
  3. バイオガス発電分野において、原料の安定供給等の課題を解決する1つのモデルとなり得ること。

【参考】
グリーンファイナンス推進機構 - バイオガス発電プロジェクト事業への出資決定について

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