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ペーパーハニカム構造体の新しい被膜技術 強化・耐水・低コスト化など

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産業技術総合研究所は、蜂の巣(ハニカム)状の紙や金属が並んだ成形体「ペーパーハニカム構造体」の表面を多孔質シリカで被膜し、強度、耐水性、難燃性などを向上させる技術を開発した。

同技術は、ペーパーハニカム基材にケイ酸アルカリ金属塩を塗布し、炭酸化することで多孔質シリカ被膜を形成することにより、耐水性や難燃性を持つペーパーハニカムが低コストで製造できるのが特長。多孔質シリカで被膜されたペーパーハニカム基材は、強度に優れ、多孔質シリカ被膜の比表面積を制御することにより、調湿機能を持たせることもできる。また、バイオプロセスや水処理などのさまざまな工程での前処理や分離など、幅広い用途が期待される。

今後は、開発した多孔質シリカ被膜付きペーパーハニカム構造体の多機能性評価を実施。また、耐水性や難燃性、調湿機能を利用した建材関係への応用、担持体、浄化材への応用などを目指す。

軽量性、熱特性、吸音特性に優れた「ハニカム構造体」は、広範な技術のさまざまな局面で従来から効果的に利用されてきた。しかし、紙を用いた「ペーパーハニカム構造体」は、耐水性や難燃性が弱点で、それらを向上させるには樹脂や無機物を多量に混合したり、高温処理したりする必要があるため、処理工程の煩雑さやコスト高などが問題となっていた。

(※全文:1,122文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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