日本ガイシ、高強度と高導電性を両立させた銅合金ワイヤーを開発、サンプル出荷開始

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※画像はイメージです
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日本ガイシは、東北大学金属材料研究所(仙台市)と共同で、高強度と高導電性の両立を実現した銅合金ワイヤー「ジルコニウム銅ワイヤー」を開発した。直径0.02~0.2mmの極細ワイヤーのサンプル出荷を開始しており、2015年の量産開始を目指す。

産業機器の小型軽量化・高性能化に伴い、部品に使用する導線の細経化が求められている。今回開発した銅合金ワイヤーをコイルやモーターの巻き線、同軸ケーブルの導線として使用すれば、部品の小型軽量化・高効率化が可能になる。また、金属フィルター、メッシュ、放電・切断用ワイヤーなどの極細鋼線が使われている分野への展開も検討している。

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