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木質バイオマス発電設備、新たに3件建設へ 山林に放置された木材など使用

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タクマ(兵庫県尼崎市)は、いぶきグリーンエナジー(滋賀県米原市)、三重エネウッド(三重県松阪市)、松江バイオマス発電(島根県松江市)から、相次いでバイオマス発電設備を受注したと発表した。

昨年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始されて以降、同社が受注した同制度の適用を受けるバイオマス発電設備は11件、発電出力合計は9万kWを超える規模となっている。

同社は、各種ボイラや環境設備プラント等の設計、施工等を手がける。1950年代から木質チップやバガス(さとうきびの搾りかす)等を燃料としたボイラプラントを国内外に合わせて580缶以上納入してきた実績を持つ。受注した3件の概要は以下の通り。

いぶきグリーンエナジーは、木材加工と木材リサイクルを手掛けるヤマムログループの発電事業会社。発電設備の設置場所は滋賀県米原市で、発電規模は3,550kW、主な燃料はリサイクル木材。完成予定は平成26年12月。

三重エネウッドは、三重県初の木質バイオマス発電事業を推進する目的で、県内の林業関係者等により設立された「三重エネウッド協同組合」を母体として設立された事業会社。発電設備の設置場所は三重県松阪市で、発電規模は5,800kW、主な燃料は山林に放置されている未利用材。完成予定は平成26年11月。

松江バイオマス発電は、ナカバヤシ、日本紙パルプ商事、三光の3社共同で設立された木質バイオマス発電事業会社。発電設備の設置場所は島根県松江市で、発電規模は6,250kW、主な燃料は山林に放置されている未利用材。完成予定は平成27年3月。

タクマによると、バイオマス燃料を活用した発電設備や蒸気供給設備の需要は、製材会社や製紙会社を中心に以前からあった。しかし、再生可能エネルギーの活用によるCO2削減や地産地消型のエネルギー事業を推進する気運の高まりに加え、昨年7月の固定価格買取制度の開始により、安定的に売電収入を見込めるようになったことを理由に異業種分野からの参入も増加し、バイオマス資源を燃料とした発電事業の取組みがますます活発化している。

バイオマス資源を活用した発電事業は今後も増加することが見込まれており、同社は多種多様なバイオマスの特性に応じた最適システムを提案し、顧客ニーズに対応していくとしている。再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野での事業に注力し、2020年度に経常利益100億円を目指す考えだ。

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