> > オムロンの太陽光発電遠隔監視保守サービス、グレードアップし精度向上

オムロンの太陽光発電遠隔監視保守サービス、グレードアップし精度向上

記事を保存
オムロンの太陽光発電遠隔監視保守サービス、グレードアップし精度向上

オムロングループは、産業用太陽光発電の遠隔監視による運用監視・現場保守の一体型サービス「ソラモニ」の機能を拡充し、2014年1月よりサービス提供を開始する。

今回の機能拡充では、より精度の高い異常検出を実現し、正確かつスピーディーな見守りサービスを提供するとともに、日々の発電状況の管理や分析をしやすくするための機能等を追加する。

「ソラモニ」は、遠隔監視情報システムと保守サービスを組み合わせて太陽光発電システムの発電状態やシステムの状況を監視・保守するサービス。オムロンオムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)、オムロン フィールドエンジニアリング(OFE)が2012年7月より展開している。

今回、これまでにソラモニを導入した発電事業者や太陽光発電システムインテグレーターをはじめとする顧客の意見・要望をもとに、機能追加や新たな仕組みの導入を行い、顧客にとってより使いやすく、安心感のある監視サービスとしてグレードアップする。

監視システムで検知する太陽光発電システムの異常には軽微なものから重大なものまで様々なものがあり、その中から修理が必要であるかどうかを監視データで判定することが難しい場合もあった。同グループではサービス開始以降の1年間、太陽光発電システムの設置現場で発生している事象と遠隔監視データとの突合せを行い、従来のシステムだけでは発見しづらかった様々な異常のパターンをノウハウとして収集・蓄積してきた。

そこで、今回、オムロン・OSSではこの発電異常解析のノウハウを活かし、遠隔監視システムに搭載している独自のアルゴリズムに基づく異常検出技術を高度化させるとともに、OFEのサービスセンターの監視を効率化・習熟化することで、より精度の高い異常検出を実現し、正確かつスピーディーな見守りサービスを提供する。

異常検出時には教育センターにて技術を取得したOFEのサービス員が現場へ駆けつけ、問題を切り分ける等、復旧のための一次対応サービスも提供している。また、定期的な性能点検サービスについては、手軽な基本点検サービスから安心のフル点検サービスまでメニューを充実化し、顧客の様々な点検ニーズに対応する。

また、発電情報を日次・週次・月次・年次にまとめて帳票に出力する機能や、発電データをCSV形式でダウンロードする機能を追加するなど、日々の発電状況の管理や分析を行いやすくするための機能も追加する。さらに、サイネージ向け専用画面を新たに設けることで、誰でも発電情報が一目でわかるよう視認性の向上も行った。

今後オプションとして、売電メータからの発電量データ収集やキュービクル(高圧受電設備)の異常情報収集なども順次追加していく計画だ。オムロングループは、太陽光発電システムの設計・施工から遠隔運用監視、安定稼動保守までのトータルサービスを通じて、太陽光発電設備の安定稼動や長寿命運転を支援していく。

ソラモニは、産業用太陽光発電システム(主に高圧ミドル:100kW~2MW)を対象としたサービスで、クラウド型の監視システムとOFEの全国140箇所の全国均一な高品質の保守サービスとをつなぐことで、太陽光発電システムの遠隔監視と現場保守の一体型サービスを提供している。

パワーコンディショナや接続箱から太陽光発電システムの発電量や故障情報を収集し、センサで計測した日射量や気温データとあわせて自動的にサービスセンターに情報を転送する。太陽光発電システムの種類・メーカーを問わずに監視することが可能で、サービスセンター側で発電効率や異常をリアルタイムに確認することにより、迅速かつ最適な処置が可能になる。

太陽光発電は、地球温暖化対策や昨今の電力不足対策の代替電力の一つとして注目されるとともに、昨年度スタートした全量買取制度を受け、その市場は年々拡大傾向にある。

従来は太陽光発電システムを設置しているユーザーが、異常を現場で確認し、保守会社に修理対応の依頼をしていたが、ユーザー側で発見が遅れたり、修理・交換の対処の遅れなどによる発電損失が発生するケースがあった。しかし、今後、太陽光発電システムは既存の発電設備を補完するものとして重要な社会インフラとなりうることから、発電量の維持=システムの安定稼動や長寿命化が重視される。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.