> > 福島県に放射性廃棄物の減容化施設 神戸製鋼所グループが受注

福島県に放射性廃棄物の減容化施設 神戸製鋼所グループが受注

記事を保存

神鋼環境ソリューションと神戸製鋼所は、福島県相馬郡飯舘村において仮設焼却施設を設計・建設し、除染作業等で発生した廃棄物等を焼却し、減容化する業務を環境省より受注した。

福島県内の汚染廃棄物対策地域内でのごみの焼却であることから、放射性物質を取り扱う優れた技術が必要となり、焼却炉も通常の廃棄物の焼却炉よりさらに気密性が求められることになる。この状況下、神鋼環境ソリューションの流動床式焼却炉の特長である気密性や立ち上げ・立ち下げの容易さに加え、神戸製鋼所の有する放射性廃棄物の処理・処分・貯蔵分野での豊富な実績に裏付けされた放射性物質を取り扱う優れた技術等を提案し、今回の受注に至った。

両社は、神鋼環境・神戸製鋼共同企業体として、福島県の汚染廃棄物対策地域内の廃棄物処理業務第1号案件である「平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)」を受注し、11月14日(木)に環境省 東北地方環境事務所 福島環境再生事務所と契約した。業務期間は11月14日(契約日)から2017年3月31日まで。

福島県の汚染廃棄物対策地域では、警戒区域の見直しに伴い一時帰宅された人たちが家の片付け等で排出する廃棄物(いわゆる片付けごみ)や除染作業により発生した廃棄物(いわゆる除染廃棄物)の処理が急務になっている。本業務はその要請に応えるものとして実施する。

流動床式焼却炉は、可動部のない密閉構造で、故障の少ない堅牢な構造であり、外部への粉じん・ガス・放射性物質の漏出リスクが低い。また、炉内に高温の流動砂が充填されており、その熱を利用することにより立ち上げが容易。高温の流動砂との接触、撹拌により廃棄物が燃焼することから、燃焼が速く廃棄物が炉内に滞留せず、緊急停止時にもすぐに燃焼が停止し安全性が高い。

排ガス中に含まれる放射性物質を含む焼却飛灰は、焼却炉の後段に設置する2段のバグフィルタで確実に捕集する。機内の負圧管理、焼却飛灰の確実な捕集、環境モニタリングなどにより、放射線管理を徹底する。

神戸製鋼グループは、国や県、市町村等が推し進める放射性物質に汚染された廃棄物の処理等に貢献するために、技術の開発・活用に向けた取り組みをグループ全体で連携を図りながら積極的に進めている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.