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環境影響評価用のデータベースが仮公開 風力発電の適地情報なども

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環境影響評価用のデータベースが仮公開 風力発電の適地情報なども

環境省は、同省が収集している、風力発電等に適した地域の環境情報や環境影響評価に関連する技術情報を公開し、事業者や一般の方々に広く活用してもらうため、「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」の仮公開を開始した。同システムは、風力発電等に適した地域の自然環境データ、環境影響評価に活用できる公表された環境情報等をGISデータとして提供するほか、環境影響評価に用いられた文献、環境影響評価の事例の検索ができる。

最新情報への更新も定期的に行いながら、段階的に公開する情報を充実させ、環境影響評価手続の各段階で必要となる情報を検索、閲覧等ができる仕組みを目指す。本公開は、平成26年3月末の予定。

「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」は、以下4つのデータで構成されている。

(1)風力発電等に適した地域の自然環境データをGISデータとして提供

平成24年度から環境省が実施している「風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業」で調査を実施した情報整備モデル地区における動植物・生態系等の環境情報を収集・整理したデータをGISシステムで閲覧できる。また、同事業の報告書の検索・閲覧も可能。

(2)環境影響評価に活用できる公表された環境情報等をGISデータに変換・提供

国や地方公共団体等が所有する、環境影響評価に活用可能と考えられる自然情報、社会情報に関する公表された情報を収集・整理し、GISデータに変換し、GISシステムで閲覧できる。

(3)環境影響評価に用いられた文献の検索

これまで実施された風力発電事業等の環境影響評価の図書で活用された文献を整理し、「鳥類への影響に関する文献」「騒音・低周波音に関する文献」「諸外国の基準・指針等の文献」「風車諸元(規模、発生音等)」の区分で検索・閲覧できる。

(4)これまでの環境影響評価の事例の検索

国及び地方公共団体が審査を行った、過去の風力発電等に関する環境影響評価書の概要や環境大臣意見等が検索・閲覧できる。

東日本大震災を契機に、低炭素社会の構築に貢献し、かつ自立分散型で災害にも強い再生可能エネルギーの役割がこれまで以上に重要になってきている一方、風力発電や地熱発電については、希少猛禽類などのバードストライクや土地改変に伴う動植物等への影響が指摘されている。そこで環境省では、風力発電等の再生可能エネルギーの普及と質が高く効率的な環境影響評価の実施を促進することを目的に、「環境アセスメント環境基礎情報データベース」の整備を進めている。

【参考】
環境省 - 「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」 の仮公開について

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