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富山県の植物工場、フィリップスの植物育成用LED照明を採用

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富山県の植物工場、フィリップスの植物育成用LED照明を採用

フィリップス エレクトロニクス ジャパン(東京都港区)は、富山県富山市山田地域で今年3月に竣工予定の「牛岳温泉植物栽培工場(仮称)」に、同社の植物育成用LED照明「Philips GreenPower LED Production Module」が採用されたと発表した。

同製品は、業界初の遠赤色LEDチップが搭載された植物育成用LED照明。植物育成に最適な光の波長で、消費電力量あたりHf蛍光灯比2倍以上の収量が得られる。生育スピードの加速により、最大20%の収量の増加または栽培時間の短縮が実現でき、生産効率の向上が可能。また、従来の蛍光灯と比較して最大55%の消費電力を削減できる。

牛岳温泉植物栽培工場(仮称)は、完全人工光型植物工場(栽培面積800平方メートル)で、温泉熱を活用したヒートポンプ設備(冷暖房)、約20kWの太陽光発電設備(照明等自家消費)を設置。年間約20万株の生産を目標にしており、今年4月から稼働する予定。

富山市は、高齢化や過疎化が進む山田地域で、牛岳温泉の温泉熱や太陽光発電等を活用した水耕栽培による完全人工光型植物工場を整備し、エゴマの生産(第1次産業)、加工(第2次産業)、流通販売(第3次産業)までを一体的に行うことで農業の6次産業化を推進している。将来的には、植物工場での栽培から路地栽培へと展開し、山田地域から市内全域、県内へと拡大させ、国内有数のエゴマ産地を目指している。

また、富山市は、国が2010年に「新成長戦略」の一つとして位置づけた「環境未来都市」構想に基づく環境未来都市に選出されており、今回の植物工場プロジェクトは、同市が「農商工連携による環境と健康をテーマとした多様なビジネスの推進」事業の一環として、2012年8月よりスタートしている。

今回、富山市は、フィリップスが農業大国オランダで培ったノウハウや世界での豊富な実績に加えて、同製品の高い防塵防水性能や、エゴマ栽培に必要なPPFD(光合成光量子束密度)を確保できるという観点から採用を決定した。

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