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JFE環境 横浜で低濃度PCB廃棄物の無害化処理を年度内に事業化

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JFE環境 横浜で低濃度PCB廃棄物の無害化処理を年度内に事業化

JFE環境は、横浜市鶴見区に保有する「横浜エコクリーン工場」において、神奈川県内で初めてとなる低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の無害化処理の大臣認定を取得した。今後、横浜市の都市計画審議会にて承認を得た後、年度内の事業化を目指す。

JFE環境はJFEエンジニアリングの100%子会社で、プラスチックリサイクルや蛍光灯リサイクル、廃液処理事業等の総合リサイクル事業を行っている。

PCBは、過去に、高圧トランスや高圧コンデンサ等に絶縁などの用途として使われていた物質で、有害であるため現在は使用を禁止されている。過去に使用されたものも法令により無害化処理が義務付けられており、高濃度PCB廃棄物については、特殊会社の日本環境安全事業が一括して処理を行っている。

一方、PCB使用禁止後に製造されたトランスなどの一部にも微量のPCBが混入されているものがあり、こうした低濃度PCB廃棄物については、環境大臣の認定を受けた民間企業が無害化処理を請け負っている。

しかし、2013年11月末時点で無害化処理の可能な民間企業の事業所は全国12カ所に過ぎず、とりわけ首都圏での処理能力不足が課題となっていた。横浜エコクリーン工場での事業化によって、首都圏の処理能力は大幅に改善することになる。

横浜エコクリーン工場は、キルン・ストーカ炉とキルン式灰溶融炉を組み合わせた世界初の焼却炉・溶融炉直結システムを採用し、2011年7月の稼動以来、安定度の高い操業を行っている。またフィードフォワード制御システム(排ガス数値の変動に対して迅速に薬剤投入量を調整するシステム)により厳しい排ガス基準をクリアした環境配慮型の施設となっている。産業廃棄物の処理能力は年間62,000トン。

横浜エコクリーン工場で大臣認定を受けた低濃度PCB廃棄物の無害化処理方法は焼却(無害化条件850度、2秒以上)。処理能力は低濃度PCB廃油が1日16.8kL、低濃度PCB汚染物・処理物が1日14.4トン。

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