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冷凍車にハイブリッドシステム搭載で燃費向上 予冷もタイマーで可能に

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冷凍車にハイブリッドシステム搭載で燃費向上 予冷もタイマーで可能に

日野自動車とデンソーは、環境性能を向上させた新技術・新製品開発の一環として、ハイブリッドユニットを活用した電動式冷凍システムを大型トラック用としては世界で初めて開発し、大型トラック「日野プロフィア」に搭載して2月1日に発売する。初年度の年間販売目標台数は180台。東京地区の希望小売価格は2,233万7,000円~。

今回発売される「日野プロフィア 電動冷凍車」は、ハイブリッドシステムのエネルギーを走行には使わず、電動式冷凍システムの駆動のみに活用することで、燃料消費量の低減を実現した。また、冷凍システムの燃料消費量低減とともに平成27年度燃費基準の基準値を5%上回る低燃費を達成している。

一方、今回共同開発された電動式冷凍システムは、ハイブリッドシステムを応用し、走行時に効果的に発電、または、回生したエネルギーを冷凍機用電動コンプレッサーの駆動のみに使用することにより、冷凍機用コンプレッサーを駆動するためにエンジンを稼動させていた分の燃料消費量とそれに伴うCO2排出量を大幅に低減することが可能になった。

同システムでは、ハイブリッドシステムからの電力により電動コンプレッサーを駆動するため、サブエンジン方式に比べて高い静粛性を実現。さらに冷凍機専用のエンジンが不要なため、約150kgの軽量化も実現した。

メインエンジン方式と比べた場合、車両の走行・停止状態に関係なくハイブリッドシステムからの安定した電力供給により適正な回転数でコンプレッサーを駆動することが可能となり、より安定した冷凍冷蔵性能・品質を保つことができる。加えてメインエンジン方式では構成部品をエンジンルームや車両の床下などに分散して搭載しているが、今回開発したシステムは電動コンプレッサーやコンデンサーなどの構成部品を集約してユニット化しているため、配管や配線が少ないシンプルな構造を実現し、メンテナンス性を高めることができた。

さらに、スタンバイ装置を標準装備し、外部の200V電源と接続することで、長時間のエンジン停止時にも冷凍室内の温度を維持することが可能。また、スタンバイ装置のタイマー機能を利用することにより、荷積み前に冷凍室を適温に冷却しておく予冷運転をドライバーの操作なしに行う事が可能なため、予冷運転のための燃料が不要となるだけでなく人件費節約にも貢献する。

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