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航空機用バイオ燃料 世界市場は2030年に12年比16.1倍に拡大 民間予測

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富士経済によると、航空分野におけるバイオ燃料の世界市場は、2030年に2012年比16.1倍の11兆8,808億円になる見通し。従来のジェット燃料の代替品として市場が拡大すると予測する。

総合マーケティング会社の富士経済は、2013年8月から11月にかけて、日本企業の活躍が期待される航空・宇宙分野の世界市場を調査した結果を公表した。そのレポートの中で、注目市場のひとつとして、航空分野の「ジェット燃料/バイオ燃料」市場をあげた。その概要は以下の通り。

航空分野の「ジェット燃料/バイオ燃料」市場

【バイオ燃料】
2013年見込:7,560億円
2030年予測:11兆8,808億円(2012年比16.1 倍)

【ジェット燃料】
2013年見込:49兆2,664億円
2030年予測:61兆3,839億円(2012年比126.8%)

【合計】
2013年見込:50兆224億円
2030年予測:73兆2,646億円(2012年比149.1%)

航空機の燃料として、従来のジェット燃料に加えて、バイオ燃料が注目されている。ジェット燃料は原油を精製して作られる燃料で、バイオ燃料は、サトウキビなどの食物や油分を含む種子、藻類、廃木材など生物資源を原料とした燃料である。航空機の運航増加により今後も燃料の需要拡大が想定されるが、ジェット燃料のみでは需要に対応できないため、代替燃料の開発、実用化に向けての取り組みが進められている。中でも、バイオ燃料が期待されており、使用量も増加するとみられる。

2013年見込におけるジェット燃料のシェアは98%だが、2030年のシェアはジェット燃料が83.8%、バイオ燃料が16.2%となる見込み。

ただし、バイオ燃料が100%使用される可能性は低く、当面はジェット燃料と低率のバイオ燃料の混合燃料が採用され、徐々にバイオ燃料の比率が上昇する形となると予測する。また、バイオ燃料の普及には低価格化、また原料の一部を食物から生成しているため、食物と競合しないバイオ燃料の開発と精製方法の確立が課題と指摘する。

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