東大発の太陽光発電システム開発ベンチャーが破産、負債約5億円

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スマートソーラーインターナショナル(宮城県仙台市)は、2月5日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。同社は、2009年に元大手電機メーカー役員でミスター・ソーラーと呼ばれた富田孝司氏を代表に招聘し、東京大学の先端科学技術研究センターのプロジェクトとして太陽光発電システムの開発を目的に設立されたベンチャー企業。

ベンチャーキャピタルや大手メーカーから出資を受け、集光型モジュールの製造に加えて、関連部材や設置までを手がけ、2013年3月期の年売上高は10億円の計上を目指していたが、先行投資が収益を圧迫し、巨額の赤字を積み増していた。こうした中、代表の富田氏が1月に死去し、先行きの見通しが立たず今回の措置となった。 負債は約5億円の見込み。

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