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大阪府、屋根貸し太陽光発電の「標準工法」を募集

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大阪府は、昨年に引き続き、防水等の性能を確保しうる太陽光発電パネル基礎設置工法について、ノウハウを有する専門メーカー等の方々から、広く提案を募集する。公募のあった工法の中から、今後、募集する「府有建築物の屋根貸しによる太陽光発電パネル設置促進事業」を進める際の標準的な工法を選定することを予定している。

府では、昨年3月にも提案を募集し、応募のあった工法の内、「RC造陸屋根を対象としたアンカーで固定する工法」の中から、安全性等の確認ができた7工法を認定した。今回は、前回認定したRC造陸屋根を対象とした工法の他、RC造傾斜屋根及び金属屋根を対象とした工法についても募集する。

募集受付期間は2月20日(木)~3月6日(木)(土曜、日曜、祝日を除く)。午前10時から11時30分及び午後2時30分から4時30分まで。提案書(指定様式)及び添付資料は事務局(大阪府住宅まちづくり部公共建築室設備課設備計画グループ(屋根貸し担当))まで持参により提出する。

募集の趣旨

大阪府では、平成24年7月よりスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用し、「府有建築物の屋根貸しによる太陽光パネル設置促進事業」を平成25年度より実施している。

この事業は、既存の府有建築物(庁舎、府営住宅等)の屋根を民間事業者に貸し出し、民間事業者は、自らパネルを設置して電力会社へ売電することにより収益を上げ、府は、賃料収入等を得つつ初期投資なしで再生可能エネルギーを普及させるもの。発電期間は最長20年間を見込み、設置事業者の公募を行ってパネルを設置している。

府に一定のメリットがある一方で、現状においては、専門メーカー等から太陽光パネル基礎設置工法について、様々な工法が開発されているが、JIS等の明確な規格が存在しないことから、防水性能等をどのように担保するのかが事業実施に当たっての課題となっている。

これらのことから、府は、防水等の性能を確保しうる太陽光パネル基礎設置工法について、ノウハウを有する専門メーカー等の方々から、広く提案を募集することとした。

募集する工法と要件

今回募集するのは、要件を満たした、建築物の屋根(RC造陸屋根、RC造傾斜屋根、金属屋根)への太陽光発電パネル基礎の設置工法。要件として、

  • 日本国内で自社開発かつ自社設計したもの
  • 提案書提出時点において開発中のものは不可
    (提出日時点で、当該基礎は日本国内において1件以上の設置実績のあるものに限る)
  • 関係法令等に適合するものであり、特許権等の権利に関する問題が生じないもの
  • 科学的立証が可能で、確実に目的を達成できる具体的な技術・工法であること
  • 提案者は営業拠点を大阪府内に有すること

などをあげる。

提案者等

提案者の要件は工法を開発した専門メーカーまたは専門業者(複数企業による提案も可能)。提案内容は、太陽光パネル基礎設置工法について、提案書(指定様式)により技術項目等について記載する。なお、公的試験機関等による各種試験結果があれば、これらの項目を客観的に証明できる資料も併せて提出する。

今後のスケジュール(予定)

26年3月頃以降、提案のあった工法について、府が設置する外部有識者による検討委員会において、今後公募する「府有建築物の屋根貸しによる太陽光パネル設置促進事業」における標準的な工法として採用可能かどうかを審査する。なお、標準的な工法として選定する工法は、1つとは限らない。標準的な工法として選定した工法については、今後、「府有建築物の屋根貸しによる太陽光パネル設置促進事業」における標準的な工法として募集要領等に特記する。

26年第2四半期頃、「府有建築物の屋根貸しによる太陽光パネル設置促進事業」の設置事業者公募と事業者選定予定。同年第3四半期頃以降、「府有建築物の屋根貸しによる太陽光パネル設置促進事業」の設置事業者によるパネル設置予定。

【参考】
大阪府 - 太陽光パネル基礎設置工法の提案公募

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