オムロン、SiC型の次世代パワコンを開発 体積・電力損失が半分に

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※画像はイメージです
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オムロン(京都府)は、次世代パワー半導体素子のSiC(シリコンカーバイト)を用いた「次世代型ALL-SiCパワーコンディショナ」を開発した。同製品は、同社従来機種(屋外タイプ)に比べて、体積・電力損失ともに1/2を達成。製品化時に求められる熱・ノイズ試験をクリアし、かつJET(電気安全環境研究所)認証相当レベルまで検証済で、実製品に近い形での開発完了は業界で初めて。出力容量は5.5kW。

半導体素子SiCが適正価格になればすぐに市場投入が可能で、屋内外の住宅向け、低圧ミドル市場向け、さらには沿岸部などの塩害地域向けなどの市場動向に応じ、2015年度中の販売を目指す。なお、同開発機は2月26日より東京ビッグサイトで開催される「国際スマートグリッドEXPO展」に出品される。

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