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神奈川県に国内最大規模のセラミック膜ろ過施設が誕生 日本初のPFI方式

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神奈川県に国内最大規模のセラミック膜ろ過施設が誕生 日本初のPFI方式

メタウォーター(東京都)は、2009年4月から横浜市水道局と協働で再整備を進めてきた「川井浄水場」(横浜市)について、今年3月に国内最大規模のセラミック膜ろ過施設となる「川井浄水場セラロッカ」として完成させ、4月から給水を開始すると発表した。

同施設では、屋上の太陽光発電設備や、道志川を水源とした取水施設からの高低差の自然エネルギーを最大限活用することにより、環境にやさしい浄水場を実現する。なお、同浄水場では、公共施設の建設、運営、維持・管理などを、民間企業が一括してとり行うPFI(Private Finance Initiative)方式が施設全体に適用する。これは同浄水場が日本初となる。

川井浄水場は1901年に創設され、道志川系統を水源とする横浜市内で最も古い浄水場。横浜市水道局による道志川での清浄な水づくりの取り組みと浄水場での厳しい品質管理により、市民に安全で良質な水を安定して供給しているが、稼動後約50年を経て、2009年から更新工事を進めてきた。

再整備では、従来の浄水場を稼働させたまま、限られた敷地内で新たな浄水施設を構築するため、施設の管理が容易で省スペース化が図れ、水処理能力に優れた「セラミック膜ろ過方式」が採用された。

メタウォーターは、2009年1月に7社を株主とする特別目的会社・ウォーターネクスト横浜を設立。再整備事業におけるこれまでの資金調達、建設はウォーターネクスト横浜が担当し、施設の所有権を横浜市に移管したうえで、今後、ウォーターネクスト横浜が施設の運営、維持・管理を行っていく。

セラミック製の膜モジュールを使用していることに由来する「セラロッカ」という名称は、市民公募により付けられた。新川井浄水場は「開かれた浄水場」として、見学者が「セラロッカ」の理解をより深めるための啓発設備や設備の説明コーナーを設けている。具体的には、タブレットを用いた先進のAR(Augmented Reality:拡張現実)技術でセラミック膜ろ過システムなどの設備内部の構造や水の流れ、解説資料、英語訳を閲覧できるようになっている。

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