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導入しやすいメガソーラーの簡易監視システム 導入費も3割削減

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導入しやすいメガソーラーの簡易監視システム 導入費も3割削減

日本電業工作(東京都千代田区)は、カシオテクノ(東京都千代田区)と共同で、メガソーラーなど無人化された施設の状況を監視する「かんたんマルチポイント同時監視システム」を開発した。

本システムは、長距離無線LANシステム「FalconWAVE」とカシオテクノの高性能カメラ・レコーダーを組み合わせた監視システムで、監視施設での一括監視ならびにインターネットを利用した遠隔確認も可能。

導入しやすい簡単システムで、導入時の大がかりな建設工事が不必要になるため導入初期費用を30%以上軽減できる。低消費電力監視カメラと無線装置LANで、システム消費電力は他社製品構成比3/100のわずか6Wで、完全自立での運用もできる。

「かんたんマルチポイント同時監視システム」消費電力の比較

消費電力の比較

本システムにより、太陽光発電所の発電量に影響を与えるパネルに付着するゴミ、枯葉や雑草、積雪状況などの確認が可能となり、太陽光発電パネルの発電量低下を未然に防ぐことが可能になる。

システムの概要としては、メガソーラーなどの大規模施設内に設置された複数の監視カメラ映像を無線で伝送し、監視施設にリアルタイムで集約する。またクラウドを介し、携帯電話やPCで施設内の複数監視カメラの映像をピンポイントで確認することも可能となる。無線方式は、免許不要の2.4GHz帯の長距離無線LAN方式で、1対4のポイント・トゥ・マルチポイント伝送を採用している。

「かんたんマルチポイント同時監視システム」システム構成例(監視システム:カシオテクノ株式会社)

システム構成例
(監視システム:カシオテクノ株式会社)

オプションシステムとして、スピーカーと組み合わせることにより侵入者へ威嚇することや屋外点検作業の効率化のため、施設を広範囲に専用のWi-Fi化することもできる。緊急時に臨時で設置できる可搬パッケージシステムもある。

今後の展開として、大型太陽光発電所のほか、大型事業所内監視や公園などで美観を重視する案件に対しては、街灯などとの一体型となった監視システムとしても提案を進めていく。また、装置状況把握機能の向上としては、日本電業工作の「フレキシブルなセンサシステムMuセンサ」と連携して太陽光発電パネルのセンサ情報も無線伝送するシステムの開発も進めている。無線方式については、長距離Wi-Fiに対応した無線方式も準備中だ。今夏には、干渉に強い4.9GHz帯の1対4のポイント・トゥ・マルチポイント伝送方式装置もリリース予定。

なお、本製品は、3月7日(金)まで開催中の「SECURITY SHOW 2014」に出展されている。

各地で太陽光発電所の建設が進み、大型施設などの屋上設置などから休遊地などを利用した野立て(地上設置)での建設が盛んになり、また設備も徐々に大型化している。施設内は赤外線センサなどを利用した警備システムも監視カメラや侵入センサなどを設置、無人化されているのが現状となっている。地上設置は屋上設置に比べ侵入が容易に行えるうえ、施設内も無人のため、不審者の侵入やいたずら、設備の盗難が問題化されている。また山間部などでは大型鳥獣による設備被害まで報告されている。

日本電業工作は、1947年の創立以来、電波利用技術開拓メーカーとして、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきた。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいる。

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