除染植物「ネピアグラス」 放射能汚染された農地から高効率でセシウムを吸収

  • 印刷
  • 共有
※画像はイメージです
※画像はイメージです

弘前大学は、福島県浪江町の汚染農地で栽培した除染植物「ネピアグラス」の分析結果を明らかにした。

これによると、セシウムを吸収するネピアグラスの除染率は0.721%で、除染に効果があるとされるソルガムの6~23倍、アマランサスの4倍程度と極めて高い水準にあり、国による除染(表土剥離法)では困難な農地除染に有効であると考えられる。また、ネピアグラスを栽培し、確実に除染することで、除染が完了するまで通常の作物が栽培できない農地の保全にも有効と考えられる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事