ニラの下葉を除去する機械 電力消費量が半分に

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※画像はイメージです
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農研機構生研センターは、出荷前のニラの不要な下葉等を取り除く機械として、従来機と比較して、電力消費量を約1/2に削減できる省エネ型装置を開発した。今後、農機メーカーへの技術紹介を進め、装置の実用化を目指す。

今回開発したのは、圧縮空気を間欠的にニラの株元に噴射して下葉除去を行う装置。連続的に空気を噴射する従来の機械と比較して、空気使用量は約1/2となり、それに伴い圧縮空気を作り出すコンプレッサーの消費電力も約1/2に節減できる。さらに、ニラへのダメージが少なく、下葉除去の成功率も向上し、調製作業全体の効率化に貢献する。

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