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栃木県内12カ所の小水力発電事業者が決定 丸紅・大林組など5社

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丸紅や大林組など5社は、栃木県内で河川を活用した小水力発電事業に着手する。5社が開発を行う小水力発電は12カ所で、発電量の合計は年間約2,400万kWhを見込み、これは一般家庭約6,900軒分の使用電力量に相当する。

栃木県は、12日、水力発電の有望地点において県がサポートする発電事業者(サポート事業者)を決定したと発表した。同県では、県内河川における水力発電の導入を促進するため、県が民間の発電事業者を積極的に支援する「河川活用発電サポート事業」を進めている。本事業において、小水力発電の事業化の可能性が高い15の有望地点を公表し、この有望地点において、県のサポートを受けながら、事業化を目指す事業者を公募していた。

今回、公募していた15カ所のうち、12カ所において、事業化を目指すサポート事業者として、丸紅の子会社や大林組と県内企業の連合体など4事業体(5社)を決定した。

今後、サポート事業者と県及び地元市による協定書の締結を経て、サポート事業者による河川流量調査等の事業化に向けた各種調査を開始(決定後6カ月以内に着手)する予定。

選定された事業者と開発地点、主な選定理由は以下の通り。

三峰川電力(東京都)※丸紅100%出資子会社
決定地点(鹿沼市3地点、日光市3地点)

長野県等9カ所で小水力発電事業を行い、官民連携を含め水力発電事業の実績が多数。環境学習への寄与、災害に備えたEV充電器等の設置、収益の一定割合を地域に還元するなどの地域貢献策を提案。

大林組(東京都)・水光建設コンサルタント(宇都宮市)
決定地点(日光市4地点)

大手総合建設会社と県内企業の事業体。本県に特別目的会社(SPC)を設立予定。地域と密着した事業運営等の地域貢献策を提案。

藤井産業(宇都宮市)
決定地点(日光市1地点)

県内初のメガソーラー事業を実施した実績を持つ。設計、調達、施工、維持管理まで一貫した業務遂行能力を有する県内企業で、地域と密着した事業運営等の地域貢献策を提案。

バイテック(東京都)
決定地点(日光市1地点)

電子部品商社で、県内におけるメガソーラーの実績がある。また、県内に太陽光モジュール製造工場を建設中。地域貢献ファンドを創設し、発電収入の一定割合を積み立てるなど地域貢献策を提案。

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県はサポート事業者選定の主なポイントとして、県内河川において水力発電事業の先行事例をつくり他の地点に波及させるために、「事業実施の確実性」と「地域貢献策の提案」をあげる。

県の主なサポートの内容は、認可等手続きの支援(河川法等の申請書類の作成段階での助言)、地域の合意形成の支援(合意形成のための協議の場の立ち上げの支援)、関係機関との協議の支援(初期段階における国や県等との協議の場の設定)など。

【参考】
栃木県 - 水力発電の有望地点において県がサポートする発電事業者の決定について

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