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山梨県の大規模植物工場で高品質トマト 競争力強化し世界へ輸出

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山梨県の大規模植物工場で高品質トマト 競争力強化し世界へ輸出

三井物産と農業生産法人のサラダボウル(山梨県中央市)は、13日、2社合弁で設立した農業生産法人アグリビジョンを通じて、国内最大級の太陽光利用型植物工場による農業生産事業に参画すると発表した。

両社は、アグリビジョンを通じて、日本でも有数のトマト生育適地である山梨県北杜市に事業用地を取得し、太陽光利用型植物工場を建設、高品質トマトの生産及び販売を行うことを決定した。

植物工場は、当初展開する第一区画(3ha)に加え、将来的に第二区画への拡張も計画しており、最終的には10ha超と、トマト生産用としては国内最大級となる見込み。

植物工場内観イメージ図

植物工場 内観イメージ図

今後両社はアグリビジョンを通じて、日本発の新しい農業経営世界標準モデルの創出を目標に、日本農業の競争力強化に貢献すると共に、三井物産のグローバルネットワークを活用して世界へ提案していくことを検討していく。

サラダボウルは、これまで安心・安全(有機・無農薬・低農薬栽培)を追求し、顧客に美味しい商品を供給するという農業本来の在り方を模索し、その実現に取り組んできた農業生産法人。本事業によりアグリビジョンを通じ最先端の生産マネジメントシステムを導入した植物工場を整備することにより、気象・気候に左右されず、安心・安全が確保された高品質トマトの安定供給を可能とする体制を目指す。

三井物産は、これまで国内農業分野において、生産者支援事業、青果卸流通事業などを通じたインフラ整備と流通効率化を進めてきた。今般、アグリビジョンを通じ、国内農業において生産事業そのものに参画し、生産から流通、そして販売に至るバリューチェーンを繋ぎ、既存事業との相乗効果を図ることで国内農業分野における新たな付加価値の創出を目指す。

新しい農業経営世界標準モデルとして以下の点をあげる。

  • 安定した販売先の確保と販売先までの物流網の再構築・最適化による、生産から販売まで一気通貫したフードバリューチェーンの構築。
  • 安定した生産体制と経営基盤に立脚した、地域での安定雇用の促進(地域経済の活性化)と計画的な人材育成による農業経営技術・ノウハウの定着・伝承、更なる生産効率の向上の実現。
  • 生産管理の高度化による世界最高水準の品質と食の安全性の確保を通じ、世界中で注目されるグローバルブランドを確立。

アグリビジョンは2013年10月の設立。資本金(増資引受後)は2億円で、出資比率は三井物産が49%、サラダボウルが51%。

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