> > 環境省、カーボン・オフセットの指針を改定 パブリックコメントを反映

環境省、カーボン・オフセットの指針を改定 パブリックコメントを反映

記事を保存

環境省は、パブリックコメントを実施した「カーボンオフセットのあり方(指針)(案)」と「カーボンオフセットの推進に向けた展望(案)」について意見を取りまとめ、検討の上、それぞれを改定・策定したと発表した。

公募では、5団体・個人など16件の意見が寄せられた。これらの意見を反映し、「意義及び効果の追加」、「分類の簡素化」、「取組に与した旨を主張する際の考え方を整理」、「取組内容に係る確認手続きの簡素化」など、指針を改定。そのうえで、カーボン・オフセットを推進する上での課題を抽出。「オフセット製品・サービスの流通拡大」、「地域におけるクレジット創出やオフセットの推進体制の強化」、「普及促進母体の活性化」、「カーボン・ニュートラル」など、カーボン・オフセット推進に向けた展望を示した。

カーボン・オフセットとは、人間の経済活動や生活などを通し排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギーなどにより、他の場所で直接的、間接的に吸収しようという考え方・活動の総称。

地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出、地球温暖化による影響は経済活動や生活全般に深く関わるため、市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会を構成する者全ての主体が、地球温暖化対策を推進していく必要がある。国外では、法規制に基づく温室効果ガスの排出に関する情報開示や排出量取引が進んでいるが、日本では、排出量取引などの法的拘束力のある規制に拠らない地球温暖化対策としての「カーボン・オフセット」が推進されている。日本におけるカーボン・オフセットは、企業や自治体、政府だけでなく、一般市民・消費者も商品の購入やイベントへの参加等を通じて自らの意思で積極的に参加することができ、社会全体で取り組むことが可能な地球温暖化対策だ。

環境省は2008年、カーボン・オフセットに関する理解の普及、民間の活力を生かしたカーボン・オフセットの取組の促進と適切かつ最小限の規範の提示、カーボン・オフセットの取組に対する信頼性の構築及びカーボン・オフセットの取組を促進する基盤の確立のため、「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」を策定した。

【参考】
環境省 - 「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」及び 「我が国におけるカーボン・オフセットの推進に向けた展望」の公表について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.