超極細の炭素リボン、高効率な合成法が判明 高効率太陽電池に期待

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※画像はイメージです
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京都大学の坂口浩司エネルギー理工学研究所教授、中江隆博同助教らの研究グループは、1ナノメートル以下の幅を持つ極細ナノ炭素細線グラフェンナノリボン(GNR)を、従来の10倍の高効率で合成する手法を開発したと発表した。

本開発では、理論的に予測されていた3種類の極細幅のGNR(アームチェアエッジ型)を安価な装置で全て合成することに成功し、従来の有機系太陽電池に用いられる共役系高分子(ポリ3-ヘキシルチオフェン)の3倍の光電導性を持つことを証明した。

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